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「Aちゃん!これ終わらせておいてー」

『何時までにやります?』

「なるはやでー!次は付箋つけてるやつね」

Aちゃんに仕事を頼めばすぐさま仕事にとりかかってくれた。
ほーんと助かってる。まじで仕事の負担減ってるし
健康面も助けられてる。兄者君との距離も近くなった分
僕達とも距離が近くなってきていた。
あれから、ドロドロとした気持ちも少なくなり
僕の勘違いだと思っていたけど、目で追ってしまう事もあった。

「兄者君と弟者君も、そろそろ帰ってくんじゃない?」

時計をチラリと見れば、昼も過ぎていた。
あの兄弟は、インタビューがあり朝から出かけていた。

『ご飯食べたかなー』

「お相手の方と食べるって言ってたよ」

『おついちさんの作ってくれたお昼ご飯美味しかった』

カチャカチャとパソコンを打つ音は止まらない
Aちゃんも仕事に慣れてきたなーと思った

「あんなんでよければ、いつでも作ってあげる♡」

『わーい!ありがとうございまーす!はいこれチェック
お願いしますねー』

書類を渡しながら次の仕事に取り掛かっていた

「仕事早くなったねー!君!」

『先生の教えが上手いからですかねー?笑』

「あら、褒めても何もでないけど?」

『次のお昼ご飯楽しみにしてまーす』

「はいはい!笑 また作るから楽しみにしてて」

僕も作業にとりかかり、1時間程経った頃、Aちゃんが
ガサガサと机の上を探していた

「どしたの?」

『置いておいた、判子がなくて…猫キャップの!』

「えーよく見たの?」

Aちゃんの机の方に行き一緒に探すが見つからない
整理整頓が得意なAちゃんには珍しいけど
机を片付ける時間もないくらい忙しいのは確かだった。

『ない…』

「探そうとすると見つからない時あるよねー!
最後にいつ使ったの?」

『んー昨日かな?いや朝?』

正直忙しすぎて僕もいつチェックしたか覚えてない

「机の下は見た?」

『見た!』

一応しゃがみ、机の下や隙間を確認した
ある?と言いながらAちゃんも隣でしゃがんだ

「んー…無さそうだねー。」

振り返り後ろを見れば、珈琲メーカーの近くに転がっていた
落ちて転がってしまったんだろうと思い拾あげた

「あったよー」

振り返り渡そうとしたら、Aちゃんが思ったよりも
近くにいて、僕の唇にAちゃんの頬っぺが当たった。
その瞬間、扉が開いて2人が入ってきた

ジーザス…なんてタイミングなんだよ。

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りんちゃんす(プロフ) - わー楽しみに待ってます!お仕事頑張ってくださいね (2022年3月6日 19時) (レス) id: 20cf8edb9f (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - くるるさん» お返事遅くなりすみません;;もう少しで仕事が落ち着くのでもう少しだけお待ち下さい(T_T)復活した際にはたくさん笑ってヒョォーとなってくれると嬉しいです!笑 (2022年3月6日 0時) (レス) id: 7815d00283 (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - りんちゃんすさん» お返事遅くなりすみません;;仕事が落ち着き次第復活予定ですのでもう少しお待ち下さい(T_T) (2022年3月6日 0時) (レス) id: 7815d00283 (このIDを非表示/違反報告)
くるる(プロフ) - 久々に読むのが止まらないお話に出会いました!会話が楽しくて何度も笑ったりヒョォ〜!!とアガったり!続き楽しみにしています!!! (2022年1月12日 1時) (レス) @page18 id: 71ebbc7488 (このIDを非表示/違反報告)
りんちゃんす(プロフ) - こんばんは。このお話が大好きすぎて何回も読み直してます。続きを楽しみにしています (2022年1月11日 3時) (レス) @page18 id: 20cf8edb9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みぃな | 作成日時:2021年4月13日 13時

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