第22話 神子になる為に ページ23
私達は神殿の奥へと足を踏み入れていた。
「すごいわ…神殿なんて入ったことないから、神秘的ね…。」
「ほんとだよね、すっごい綺麗…!」
「魅了されますね…。」
「グズグズしてる場合などない。行くぞ。」
「あ、はい。」
クラトスさんに注意され、先を急ぐ。
そして、神殿の最奥まで来た。
「おい、なんか気配を感じないか。」
「マナを感じます。それも膨大の。どうしましょう。」
「わぁ〜!なにこの化け物！」
「大きいわぁー！」
目の前には、大きな鳥のような魔物がいた。
「神子よ、こいつを倒すぞ。倒さなければ、神子になる以前の問題だ。」
「は、はい！」
「私達も協力します！」
「勝手にするがいい。行くぞ。」
クラトスさんは前衛で戦う。
私もロッドで後押しする。
その間にフウカ達が魔法を唱えていた。
『風よ…大いなる風を…。』
私も魔法を唱える。フウカ達とは違う術。
『氷の大地よ…我の指令の元に大いなるを氷放て…出でよ…インブレンスエンド』
私は氷の魔術を使う。
その間、フウカの風の魔法は唱えられ、魔物はバランスを崩す。
その間にチトセとセイラちゃんが時を止めた。今がチャンスと思い、
私は最近使えるようになった『秘奥義』という奥義を使う。
『天候満るところに我はあり、黄泉の門開くところに汝あり…
出でよ…神の雷…これで最期よ…インディグネイション』
できた!
初めて出来た秘奥義に感動してしまう。秘奥義とは、いわゆる必殺技みたいなものだ。
そして、魔物は消える。
「あ、魔物が…。」
「安心しろ、あいつはマナとなり大地に生き続ける…。」
「大地に…なら良かったです…。」
「この魔物さんも、大地になって生き続けるのね…。倒されても、生き続けられるって素晴らしいことだわ…。」
「そうだね、ただ倒されて死んでしまうなんて悲しすぎるもの。」
「お前が珍しくいいこと言ってるなぁ…。」
「うっさい！」
「しっー！静かにしてください。また違う気配がします。」
セイラちゃんが空に向かって指を指す。
すると、天使が現れる。天使は、ある軌石を持っていた。
「あれは…クルシスの軌石…。」
「なにそれ？」
「神子が産まれる時に握られていた軌石の事をクルシスの軌石という。
神子である子がこの軌石を持っていると、神子と断定される。」
「クルシスの軌石ねー。」
「あのクルシスの軌石を持って産まれた子が神子って決められてるのよ。」
「へぇ…じゃあ、Aもあれを握って産まれたんだね。」
「ええ、産まれたすぐに神殿に再生の旅が始まるまで預かるって言われたらしいけどね。」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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アリス(プロフ) - とても、お上手です！頑張ってください！応援しています！ (2017年3月2日 16時) (
レス) id: f28d127e66 (このIDを非表示/違反報告)
綾瀬 エレナ(プロフ) - アリスさん» コメントありがとうございます！これからも頑張るので応援よろしくお願いします！ (2017年2月25日 23時) (レス) id: 5accc479eb (このIDを非表示/違反報告)
アリス - とても、お上手ですね！次回もとても、楽しみです！ (2017年2月25日 16時) (レス) id: f28d127e66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エレナ | 作者ホームページ：
作成日時：2017年2月12日 0時
