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そしてようやく畳む所まで終わり、背の高い3人と共に外に出た



「…こっちから行く?」

「そだな、そうしよう」



一番の近道を避けて歩いた




「観光ですか?」

「はい!友達と、旅行で」

「そうなんっすね!」




私の隣には大竹さんがいて、祐希は後ろを歩いている




「彼氏じゃなくて?」

「彼氏とではないです笑」

「あ、彼氏はいるんですか?」

「…はい笑」

「なんだー…ちょっとショックです笑 彼氏さん、どんな人っすか?イケメン?」



…後ろにいます。

なんて言えないので



「素敵な人です笑」

「まじかぁ…彼氏さんのどこが好きなんですか?」

「えっ…」

「え、ないんっすか?」

「ありますよ…」




言って…いいの?




「…全部、です」

「いやいやぁ?嘘だぁ!笑」

「優しいし、人として尊敬出来るし…
私にはもったいないくらい、いい人なんです笑」




なんて言ってると、6月の深夜を舐めていた私は寒さで震える




「寒い?だいじ「ーーこれ着てれば?ホテルまで」」




大竹さんの声に混じるように、大好きな人の声が聞こえた




「…あ、りがとう…」

「…デカっ笑」

「そうですね笑」





服から香る、祐希の優しい香り

いつのまにか隣にいた大竹さんは後ろにいて

祐希とお喋りをしながら帰っていった





.

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設定タグ:バレーボール , 石川祐希   
作品ジャンル:恋愛
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まりん(プロフ) - 覚えて頂いているなんてありがとうございます!!めちゃめちゃうれしいです(^。^)応援しています! (2019年11月15日 12時) (レス) id: b59f2ee03b (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - まりんさん» まりんさんだ!!いつもコメントありがとうございます!ただ今頑張って執筆してます笑 いつもありがとうございます(*´ω`*) (2019年11月14日 19時) (レス) id: 1f1f253b37 (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - とてもいいお話で続き気になります!頑張ってください! (2019年11月14日 12時) (レス) id: b59f2ee03b (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - yumi06300658さん» こちらこそ読んでいただきありがとうございます!先程更新させていただきました^ ^ (2019年11月11日 17時) (レス) id: 1f1f253b37 (このIDを非表示/違反報告)
yumi06300658(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございます。次回楽しみにしています。 (2019年11月11日 15時) (レス) id: 127c71edcd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:aaako | 作成日時:2019年11月9日 8時

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