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「ーー柳田さんっ…!!痛いです」
柳田「…あっ、ごめん!!」
ガッチリ掴んでいた彼女の右手首を開放する
…よかった、利き手じゃなくて
「監督はどこに?」
柳田「あっ…いや…嘘、で」
「…嘘?」
柳田「ごめん…嘘」
「なんで?なんでそんな嘘を?」
柳田「自分でもわかんなくて…
でも、連絡先を交換してほしくなくて」
戸惑う彼女
…そりゃあそうだ。
いきなり連れ出され、連絡先を交換すんなとか意味がわかんないに決まってる
俺ならはぁ?とか普通に言うし
「…意味わかんないです」
柳田「ごめん」
「なんで?なんでそんなっ…」
柳田「なんか、嫌で…身体が勝手に動いてた」
「…もうやめてください!!」
柳田「ほんとうにごめん…」
やばい…嫌われる…と思った瞬間…
「思わせぶりな態度はっ…!!
せっかく吹っ切れてっ…前に進もうと思ったのにっ!!
気持ちを押し殺して受け入れたのにっ…
あんな風に助けられたらっ…」
"また、好きになるじゃないですかっ!!"
そう、確かに俺の耳に聞こえた
…好き?それはどういう意味の?
そう聞こうと思っても、既に彼女は立ち去っていて。
柳田「…えっ?好き、って?」
気持ちの整理がつかないまま、俺は練習に向かった
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みこ(プロフ) - 藍さん» わーありがとうございます!!ニヤニヤ出来るようなマサさんが書けてよかったです!こちらこそ最高に嬉しい感想をありがとうございました(^^) (2019年11月8日 18時) (レス) id: 1f1f253b37 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - 完結おめでとうございます。マサさんのかっこよさにニヤニヤしながら読んでました。最高の作品をありがとうございました。 (2019年11月8日 15時) (レス) id: ee1f3c5304 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - パンダコさん» 50話近くなっちゃったんで完結にしちゃいました!続編は…多分書けないです…すみません…最後までお付き合いいただきありがとうございました! (2019年11月7日 18時) (レス) id: 1f1f253b37 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - kazukiさん» あの澄ましたような顔でサラッと言って欲しい願望…笑よかったです!kazukiさんがうはぁぁぁあ!!ってなるようなマサさんがかけて(*´ω`*) (2019年11月7日 18時) (レス) id: 1f1f253b37 (このIDを非表示/違反報告)
パンダコ(プロフ) - 終わっちゃったんですか!?続編希望です! (2019年11月7日 18時) (レス) id: 8d3279f955 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aaako | 作成日時:2019年10月20日 21時