アイドルやめて、俳優になりました4

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side 吉沢亮




「…も、無理」

吉沢「まじ明日から飯食ったって報告して」

「えっ…」



なんで？なんて顔をするコイツを俺は殴りたい衝動に駆られる

顔に出たんだろう…ばーちーさんが心配そうな顔で見てくる



吉沢「お前は死にてぇのか？」

千葉「ちょっと吉沢さん…」

吉沢「辛いことだよ、確かに

でも1人じゃねーんだよ矢狩Aは！！
急に連絡したのにご飯買ってきてくれる千葉雄大も居るし！！

何十人って聞かれたんだよ！！お前は大丈夫かって！！

必要とされてんの！お前を傷つけたヤツの10倍100倍、人に必要とされてんの！！わかった？！」

「…うんっ」

吉沢「ここで折れて欲しくないんだよっ…待ってんだよお前を！！
苦しいなら俺らを頼れよもっとさぁ！！」

千葉「…吉沢さんの言う通りだよ。うわべだけじゃないんだから、もっと頼りにして？



俺たちが苦しい時に助けてくれるのはさ、
いつだって矢狩Aじゃん？
そんな人が苦しい時に手を差し伸べなくてどうするのさ笑」

吉沢「わかった？！」

「…うんっ…！！ありがとうっ…」

千葉「…なんか泣けてくんだけどっ」

吉沢「ばーちーさん泣くんだ」

千葉「吉沢さん涙やばいよ…まじブサイク」

吉沢「ばーちーさんは泣いても可愛いんだね」

千葉「まあね」

「…ふふっ」

吉沢「じゃーカラオケ行くか！！笑」

千葉「はぁ？バカなの？


…ま、大賛成だけど」





やっぱりAの笑った顔が一番好きだわ、俺





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