アイドルやめて、俳優になりました３

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宇多田「…ねぇ」

「はい？…えっ！！あ、はじめまして！！」

宇多田「わー、本物だ！笑」

「それはこちらのセリフです！！本物だ…まじか！」

宇多田「なんだっけ？なんかのね、曲を歌ってるやつ見て気になってたの」

「えっ？本当ですか？」

宇多田「本当よ。もう歌は新しいの出さないの？」

「いやそういう訳じゃないんですけど…」

宇多田「…あたし、作ろっか」

「…はい？」

宇多田「うん、作ろう。貴方の声に合った歌」




かなり酔っていた宇多田ヒカルさん

多分お酒の席だから…と思っていたら






マネ「ーーおいA！！」

「っ！！ビビったー…はい？」

マネ「こっ、これっ！！」




マネージャーが渡してきたのは茶色い封筒

宛先は事務所の住所で宛名は俺

裏表をひっくり返して見ると…




"HIKARU UTADA"




とだけ書かれていた





「ーーはっ？！」





中身を見れば、そこにはデモテープと歌詞が書かれた紙




マネ「おい！どういう事だよ！！」

「いや、実はこの前…」




まだ少し放心状態のまま、この前の出来事を話す

すると、宇多田ヒカルのファンらしいマネージャーは大興奮！！




マネ「やったな！！すげーよお前！！」

「マネージャー、それファンとして言ってません？笑」

マネ「言ってる笑」

「ダメっしょ笑」




A宇多田さん!会ってお礼がしたかったですが海外に居ると聞きました

Aデモテープ届きました!資料にあった日付までにしっかりと仕上げておきます

Aよろしくお願いします!次にお会いできた時に改めてお礼を言わせてくださいね




このタッグ、後にかなりニュースになりました






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