アイドルやめて、俳優になりました３ (ページ22)

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鶴瓶「この引っ越した後の小学校で、吉沢亮と出会うんやろ？」

「はい、そうです」

鶴瓶「吉沢もなぁ、来てくれてん」

「はぁぁ？！笑」

鶴瓶「亮のお母さんも言うとったでぇ？

Aは凄くいい子で、でも遠慮がちで
最初は消えて無くなるんじゃないかって思った言うとったわ」

「あぁ…まぁ、前に出るタイプじゃなかったんです、ホントに」

鶴瓶「運動会とかも一緒に過ごしたりなぁ？」

「めっちゃ聞いてますね…笑

母の学校と自分の通う学校が運動会被っちゃって。
俺、見に来て欲しいって言えなくて…
いいよ、俺には担任の先生がいるからって断ったんです笑
お弁当も友達のお母さんが作ってくれるからって」

鶴瓶「でも誰にもそんな話してへんくてなぁ？」

「コンビニのお握りとお茶買ってって笑

したら亮の親御さんが一緒に食べよう？って声をかくてくれて。
自分はお握りあるって言ったら、亮のお兄さんに奪われて食われちゃって笑」

鶴瓶「亮がなんか言うたんやろ？自分の親に」

「はい笑俺の分もご飯を作って欲しい、的なことを言ってくれてたみたいです
それでまぁ、親子競技も亮のお父さんが俺の分まで出てくれて…
毎年運動会とかは吉沢家に混ざらして頂きました」

鶴瓶「お母さんなぁ、その話を亮と亮のお母さんが話しとったら泣いとったで？

自分のせいでAに寂しい思いをさせてしまったって」

「寂しく…は、まぁ無かったですよ。

帰ったら母がちゃんと話を聞いてくれましたし、親父の分…二人分、愛情をくれましたから」

鶴瓶「よく出来た息子やなぁ、ほんまに」

まだまだ続く

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