ぼちぼち、ええじゃないか

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？「ーーあのっ、耳鼻科の藤川先生とお会いしたいのですが」

受付「耳鼻科の藤川ですね。診察でしょうか？」

？「いやっ、あの…藤川先生が担当している患者さんの中に俺の友達が居まして…」

受付「…お名前、よろしいですか？」

神山「神山智洋といいます。…ジャニーズWEST、というグループで…」

受付「少々お待ちください」




白くて広い、病院のロビー

夕方近い時間だからか、ちびっこたちが目立っていて

ガヤガヤとする中、俺は一人でボーッとしていた



？「ーーあれっ？神山くん？」

神山「…あっ！ご無沙汰してます！」

兄「久しぶりー！どしたん？体調悪いん？」




Aのお兄さんがたまたま通りかかったみたいで。




兄「…藤川先生？」

神山「はい…いきなり、なんですけど」

兄「俺もね、今から行くとこ。行こか？一緒に」



そういって、受付の人に一言かけてからどこかに案内されて。

さっきとは違う、静まりかえった小さな部屋

今更だけど、凄く緊張した




兄「…あいつに会った？」

神山「いやっ、一昨日から会ってなくて…」

兄「そ、っか」

神山「…お兄さんは、会いましたか？」

兄「朝、ここに送ったの俺でさ。それからは会ってないんだ」



そう話していると、メガネをかけた先生がやってきた



藤川「どうもー、藤川です！」

兄「ごめんなぁいきなり」

藤川「気にすんなって！俺とお前の仲だろっ？笑」

兄「はぁ？笑」




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