私の流星群 [横浜流星] 2

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メイクとヘアセットも終わり、スタイリストさんにバトンタッチ。



流星は何してるの？なんて思い、姿を探したけれど見当たらなくて




「え、なんだかちょっといい感じじゃん！！」

「…なんか恥ずかしいです」

「やー、もう可愛い！！綺麗！！最高！！

さ、着替えるわよ！！」



いつもテンションが高いのに、更にハイテンションになっていた





「綺麗な赤ですね」

「でしょー？流星くんが選んだのよー、こ、れ！笑」

「流星が？」

「あんなに用意したのに、パッとこれ見て決定して。ま、これになるだろうなって予感はしてたけどね」




メイクが着かないように手伝ってもらいながら着替える



アクセサリーも、なにもかもが素敵に見える




「…これ見たらさ、彼はどんな顔するんだろね」

「喜んでくれますかね」

「私が彼氏だったら、卒倒する」

「大げさです」

「いや、割とマジで」




写真撮っていい？と言われて壁の前に立つ


カメラで撮り終え、恥ずかしくて笑った瞬間に

いつのまにか握られていたスマホでシャッターを切られていて




「…え？」

「さ、流星くんも出来たんじゃない？」

「あ、はい」




雰囲気に流されて、流星のいるらしい部屋に




「「…っ！！」」





私達の声にならない気持ちが、同時に聞こえた気がした。




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