私の流星群 [横浜流星] 2

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「昨日ぶりですね？」




…今日は、いや昨日から厄日かもしれない。




「昨日いきなり帰っちゃってさ、心配したよ？」

「…どーも」




いきなり楽屋が空いたと思えば、昨日のあの子が入ってきた

まじで今一番見たくない顔なんだけど。




「流星くん私服？カッコいいね！」

「どーも」

「もうクールなんだから笑 ね、今度二人でどう？ご飯とか」

「着替えるんで、いいっすか？」




言っちゃ悪いけど名前も覚えてないし、タイプでもない

なんなら誤解を解いてほしいくらい




「…元カノさんに、見られちゃまずかった？まずかったよね、ごめんね」


「はぁ？」


「じゃあね、流星くん」





朝から顔見て振り回されて。

まじでイラつく




テレビをつければ、タイミングよくAが出てるドラマの宣伝




「…連絡、返せっつーの」




既読すらつかないラインに意味もなくイライラする

…自分が蒔いた種なのにな



メイク室に呼ばれて椅子に座ると



「…こんにちは」



タイミング良いのか悪いのか、有村架純さんが居て。




「…どうも」




目を合わせられなかった

しかも、二人きり。めっちゃ気まずくて





「…ケーキ。アステリスクってお店のモンブラン、知ってますか？」

「えっ？ケーキ？」



いきなり何？アステリスク…？




「とても美味しいんです。よかったら、食べてみてください


好きだと思いますよ、みんな」




…気がついたら、携帯でお店を調べていた

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