私の流星群 [横浜流星] 2

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「…どうしたの？」

「んー？架純に会いたくなっただけ」

「……そ、っか」




久しぶりに訪れた架純の部屋

落ち着く雰囲気に包まれ、ソファを借りて座り込む

チカチカ光るテレビをボーッと見つめていれば、心配そうな顔の彼女が視界に入ってくる





…きっと、異変に気付いている

親友だからこそ、こういう時の対処法を知ってくれていて

何も言わず、暖かいお茶を淹れてくれた。



私はただひたすらこの気持ちの整理をしていた




「…あっ」




テレビに、流星が出る

思わず声を漏らし、目線を下に向ければ





「…やっぱり。横浜さん絡みだ」



ブランケットを私にかけ、そっと背中をさすってくれた




「辛いならね、私は聞かない。

言いたくなるまで待つよ、いくらでも」




部屋に響いていた音が消え、静けさに包まれて




「…私の話でもしようかな？

この前行った、ご飯会のお話でもさ。



私のちょうど反対側にね？知っている顔があって

カッコよくて、男らしくて、今話題の人ね？

でもなんだか隣の女性の対処に必死で、私のこと気づいていないかな？って男の人がいたの。

絵に描いたように女の子にアピールされててね？笑
私横目で見ながら笑っちゃったよ」




言い方でわかる。


これは多分流星の事を言っているって




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