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「ーーえ？まってもう一回！！！」
靴と床が擦れる音が響く部屋の端っこ。
小さな机と椅子を二脚持ってきて、手話教室が行われた
「あー…むず」
机には真っ白な紙と黒のボールペン
筆談しながら教えてもらっていた。
「"ーー今日は、晴れ、です"」
「"きょー…は…晴れ…で…す"」
手話って簡単そうに見えてめちゃくちゃ難しかった。
覚えていても、上手く出来なかったら相手に伝わらない
ダンスや歌みたいに、気持ちだけでは伝わらない
"少し、休憩しよう"
結局この日はあまり覚えられず、ダンスに戻った俺をAちゃんはニコニコと笑って見ていてくれた。
「ーー手話？何？手話にハマったん？」
「うおっ？？！…�陲舛磴鵝�驚かせんといてや…」
「手話なぁ。懐かしいわぁ」
「えっ？�陲舛磴鷦袁箪侏茲鵑痢�？！」
「おう！まぁちょっとやけどな」
バイトの休憩中、教本を見てると�陲舛磴鵑�覗いてきて
賄いのオムライスを食いながら俺の手話にアドバイスをしてくれた
少しだけ、とは言っていたが実は結構出来るみたいで
休憩が終わるギリギリまで俺の手話に付き合ってくれていた
「ーーつっかれた。」
バイトが終わり、自宅アパートに帰って倒れる
今日は金曜日でめっちゃ忙しくて
24時に上がれるはずが2時間残業になった。
金が欲しいけど、体力が持たへんわ…
最後の気力を振り絞り、シャワーを浴びて眠りについた
"ヴー、ヴー"
「…んっ。だれぇ」
手探りで携帯を探し、電話に出る
「はよー神ちゃん！今日暇？暇やんな？」
「しげ、か。今何時っ」
「もう9時やで？まだ寝てんの？」
「まだ9時やんかっ…眠い」
「えー！遊ぼうや！小瀧と小瀧ちゃんと流星とさ、遊び行こうや！！！」
小瀧ちゃん、ってなんやねん。
なんて思う俺は速攻でシャワーを浴びて服を着替え、髪をセットして家を出る
待ち合わせのしげのアパートまで行けば、全員が揃っていて
「はよ神ちゃん！おっそいわ！」
「いや早いやろ！」
流星の運転で出かけることに。
「、ちょ！流星！安全運転！」
「してるわ！！！」
「ったぁ！！！頭打ってんけど！！！」
「もう！！！うっさい！！！文句いうな！！！」
「流星と神ちゃん交代！神ちゃん運転！！！」
「はぁぁあ？？！」
まさかの交代になったけど。
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みこ(プロフ) - まりんさん» こちらも読んでくださってるんですね！ありがとうございます！！！期待に応えられるように頑張ります！ (2019年5月18日 23時) (
レス) id: c6a330bc5b (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 面白いです！更新楽しみにしてます！ (2019年5月18日 21時) (レス) id: b59f2ee03b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みこ
| 作成日時：2019年5月17日 14時
