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しげと2人、小瀧姉弟に見惚れていると
「…え？なんかこっち来てる？」
「いやぁ気のせいちゃう？」
「いや俺、目合うてんけど」
「いやいや…」
「ーーあのっ！」
「「はいっ…！！！」」
弟の方から話しかけられた。
間近で見ると…あかん、首やられそうやわ。
流星よりも高いんちゃう？世の中不公平すぎるやろ
「神山…さん？ですか？」
「あ、はい！えっ…なんか用ですか？」
「あー！やっと見つけたー！これ、姉が見つけたんっすよ！いや学生証黒髪やのに金髪やからぜんっぜんわからんかったっす！」
おぉ弟よ…めちゃ喋るやんか。
ほら隣のしげ見てみ？口開きっぱなしやんか
「すみません、ホンマに助かりました！」
「いえ！"姉貴！この人が神山さんみたい！"
"ほんとに？？！よかった。渡せて"…そやな！」
「「ーーえっ？」」
目の前で繰り広げられる"手話"
聞こえるのは、弟くんの声だけ
「じゃ、俺たちはこれで！」
「ーーあのっ！」
「はい？」
「今の…って」
「あぁ。
姉ちゃん、耳聞こえないんっすよ。
やから手話で会話したんっす」
"にこっ"
綺麗な形の目を崩して、華やかに笑うお姉さん
見た目ではわからない事実にびっくりして…
「ーーい、おーい神ちゃん？」
「…ん？あ、おう」
「綺麗やったなぁ、小瀧姉弟」
「…おん」
でも、惹かれてる自分がいた。
女の子に捕まってた流星にこの事を話すと、意外な事実が判明する
「あ、望に会うたん？」
「え？流星知り合いなん？」
「知り合い知り合い。モデル仲間」
「…せやった。流星もやってる言うとったわな」
「の前に、幼稚園一緒やった。」
「はぁ？？！」
「望、ねぇちゃんとおったやろ？」
「おん。キレーな人やった」
「やっぱりなぁ笑 ボディガードやから」
「そうなんや」
「…聞いた？耳の事」
「……聞こえへんねやろ？」
「そう。…え？もしかして神ちゃん惚れたんっ？」
「ーーぶっ！！！ち、ち、ちゃうよ！！！惚れてへんわっ！！！」
「へーぇー…惚れたんかぁ笑 まぁわかる。美人やし性格ええし！まぁ望が厄介やけど」
流星によれば、お姉さんに近づく男を追い払っているらしい。
手話が分からない男が"好きです！付き合ってください"と言えば、小瀧の手話により"美人ですね、姉になってください"に変わる
そう言われればお姉さんは"ありがとう。でもごめんなさい"と告白は上手い具合にお断りになってしまうらしい
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みこ(プロフ) - まりんさん» こちらも読んでくださってるんですね！ありがとうございます！！！期待に応えられるように頑張ります！ (2019年5月18日 23時) (
レス) id: c6a330bc5b (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 面白いです！更新楽しみにしてます！ (2019年5月18日 21時) (レス) id: b59f2ee03b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みこ
| 作成日時：2019年5月17日 14時
