24 ページ24
.
「はよー」
「おー神ちゃん！！！なんかめっちゃ久々やない？」
大学のキャンパス内を歩いていると、珍しく眼鏡姿のしげに遭遇した
「なに？しげイメチェンしたん？」
「最近伊達眼鏡ハマってさ。めっちゃお洒落やろ？なぁ」
「まぁ、似合ってはいるな」
「あー…7色しげちゃんがまた一つ公になってしもーたわ」
「はぁ？笑」
いまいちよくわからないしげと肩を並べて歩く
…ん？なんか今日はやたら視線を感じんねんけど
「…なぁ、なんかめちゃ見られてない？気のせい？」
「ん？あー…神ちゃん言われてへんか。流星のせいやで」
「はぁ？？！」
「流星がさ、いつめんやーいうて写真を使ったんやって。雑誌かなんかで。それでちゃう？」
「俺なんっっも言われてないねんけど」
「神ちゃんあれちゃう？忙しかったから」
"かっこいー"やら"イケメン！"やらが飛び交っていて
正直…
嬉しくない訳ないよな！！！
モテるってやっぱり嬉しいやん！！！
「おーい、にやけてんで自分」
「いやそらさ、やっぱり悪い気せぇへんやん？」
「神ちゃんも単純やなぁ笑」
「男はみんな単純や！！！」
「一緒にすんなや笑 …あ、A」
しげと肘を突きあっていれば、前からAが手を振りながら歩いてくる
トレンチコートに足の細さが目立つパンツスタイル……めっちゃ好き
「はよー！」
「"おはよう"」
"おはよう！"
「"体調は？もう大丈夫なん？"」
「あ、せや！平気なん？」
"すっかり良くなった！本当にありがとう！"
「よくなったんや！よかったなぁ神ちゃん」
「"よかった"…ようしげわかるなぁ？」
「なんか雰囲気で。Aの表情みたらなんとなくわかんねん」
"お礼に、お昼ご馳走するから一緒に食べよう"
「"いや気にせんでええよ？当たり前の事しただけやから"」
"いいから！しげちゃんにも伝えて？"
「しげ、お昼ご馳走してくれるって。」
「まぁじで？？！やったー」
"じゃ、お昼にいつもの場所で。またね"
ヒールをカタカタ鳴らしながら歩いていくA
後ろ姿でさえ美人で。
そこら辺にいた男が目で追っているのがわかる。
「俺のやぞ。見んなや…って感じ？」
「は？」
「いや、そんな顔しとったからさ笑 神ちゃんほんっまに束縛魔やなぁ！
さっさと告りぃやもう笑」
「…わーってるよ、」
…告白、考えてない訳やないから。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 277人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みこ(プロフ) - まりんさん» こちらも読んでくださってるんですね！ありがとうございます！！！期待に応えられるように頑張ります！ (2019年5月18日 23時) (
レス) id: c6a330bc5b (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 面白いです！更新楽しみにしてます！ (2019年5月18日 21時) (レス) id: b59f2ee03b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みこ
| 作成日時：2019年5月17日 14時
