淳太と照史と傷だらけの俺

蟹の話 ページ13

「「「「かんぱーーーい！！！」」」」

東京の有名な料亭に後輩を引き連れてご来店！


「好きなの食べてええよ」


西畑「蟹しゃぶとかあるやん！」


大橋「蟹しゃぶええなぁ！」


大西「テンション高っ笑」


正門「Aくんは？」


「すき焼き一択！！！」


正門「おれもすき焼きお供したいんですけど…」


大橋「わ、正門せこない？？！」


「別に好きなん食べーや笑」


結局蟹しゃぶやふぐ刺し、すき焼きなどを注文
男5人、まぁ食うわな


「…いや、部活終わりの中学生か！！！」


西畑「めっちゃ美味い！」


大西「最高です！Aくん！」


大橋「蟹めっちゃやばーい！いくらでも食べれるぅー」


正門「…やばいっすね」


「なっ。まぁお祝いやしさ？正門も蟹とすき焼き堪能せぇよ？」


正門「ありがとうございます！」


あぁ、諭吉が飛んでく音がする。ぱたぱたぱた


「大西いくつやった？」


大西「僕ですか？17になりました」


「じゅっ…じゅうなな…」


西畑「ええなぁ若いって」


「いやあんたら全員若いわ。なんや喧嘩うっとんのか」


大橋「正門はAくんと同じくらいに見えるけどな」


大西「それはどっちがどっちに寄せてるん？」


大橋「いや正門がAくんに寄せてる」


「おいこらお箸」


大橋「お箸ちゃう！大橋です！！！」


西畑「デザート頼むでー。はっすん(大橋)プリンにする？」


「おれ杏仁豆腐」


大橋「プリンがええかなぁー」


正門「杏仁豆腐美味しいんですか？」


「ばっりうま！！！」


正門「じゃあ俺も杏仁豆腐で」


西畑「うわ出た。媚売ってるやん」


正門「ちゃうわ！」


「正門への愛情フルマックスやから意味ないのにな」


大橋「俺は？いくつですか？」


「0.5や0.5」


大橋「ひっっく！！！あ、あれや！1がマックスなんやなきっと」


「自分えらいポジティブやな」


大西「これが彼のいいところです」


「そなんやww」




そして食事がおわり…



「大橋さ、ええやつやるわ。手出して」


大橋「なになに？その高そうな腕時計？？！」


「やるかアホ笑 はい、これ」


"お会計の札"


大橋「絶対いらん！笑」


西畑「はっすんの奢り？？！」


「ごちでーす！笑」


正門「あはははっ笑」


大西「いくら？値段とかやばいんちゃう？笑」


大橋「え、いくらやろ？見てみる？」


西畑「見てみ？」



"ご利用ありがとうございました"



「払ってあるわ。あほ」



"ご馳走さまでしたー"

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