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「じゃあ次はAさんに質問!
ありきたりだけど、好きなタイプは?」
「えっ…好きなタイプ…」
一番されたくない質問が飛んできた
しかも、後ろには昨日別れた元彼
ここは嫌味ったらしく”一途な男性?”
でもあいつは何とも思わないか…
「私を理解してくれる人…」
「へぇ〜!年上が好き?年下?」
「年齢はこだわりはないんですが、考えが子供の人は苦手です…」
「じゃあ甘えたりーとかはいいけど…みたいな感じかな?」
「はい!ギャップは大事ですからね!」
「ほうほう…次はYUTOくん聞いてみよっかな?YUTOくんは?」
「僕は可愛らしい女性です!守ってあげたくなるような…」
「あ、わかるわかる!小動物みたいな感じのね!」
「はい!俺がいなきゃダメみたいな…」
私は笑えていたのだろうか
「なるほどね!じゃあ窪田くんは?」
”飾らない女性が好きです”
そういう窪田さんの声が遠くから聞こえる程、私は心が傷んでいった
司会者の声も
全ての笑い声も
私には聞こえてこない
モニターには、心ここにあらず な私がただただ笑って座っていた
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黒猫(プロフ) - 星が10個じゃ足りないほどに窪田くん可愛い…!! 更新楽しみに待ってます!! (2017年8月24日 4時) (レス) id: 007a51af45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aaako | 作成日時:2017年7月23日 15時