第2話 任務 ページ3
時は数刻遡る。
私の元に、ほぼ恒例とも言える特殊任務が回ってきた。
あ「……まーた面倒くさい奴を」
雷「A、目がやばいぞ」
回ってきた資料に目を通し、思わず半眼になる。
そりゃ変な目にもなるよ全く……
厄介ごとや別の時へと向かったりなどの任務は、他の者達では極めて危険の為私達零番隊に回ってくる。勿論断ってもいいが、断る最もな理由が必要になる。そんな理由を考えるのも面倒だからいつも引き受けているワケ。
私は部下の九龍雷我に隊の事を任せ、紙と斬魄刀を持ち一人その指定された場所へと向かった。
あ「ほう、ここか」
指定された場所。
それは政府と呼ばれるこれまたデカイ建物で、その中のとある部署へと案内された。
中に入れば、霊圧のカッスカスの男と対象にそこそこある女の役人がソファーの上に腰をかけていた。
二人ともスーツを着て、身だしなみもいいけれども……目の下の深いクマについては触れないでいよう。
役人男「っ‼ま、まさか来て頂けるとは思っていませんでした」
失礼だなオイ。
あ「……任務ですからね。で、この紙に用件がざっくりとあるんですが、詳しく聞かせて下さい」
役人女「わかりました、ではそこの椅子にお座り下さい」
私は面向かいの椅子に座り、役人の話を聞いた。
今回の任務内容はこうだ。
この世には刀剣男士という刀の付喪神を使役する審神者という者が存在する。審神者と刀剣男士達が住う本丸、という所があるらしくそこで生活諸々しているらしい。本丸には2種類の色があり、問題のない白と問題アリアリの黒。
とある黒本丸の女審神者がおり、その審神者と本丸の監視をしてほしい、との事。
役人男「…というわけで、死神様には見習いという立場で監視をお願いしたいわけです」
役人女「お分り頂けましたか?」
分かるも何も、まず切実にツッコミを入れたい。
付喪神は置いておいて、審神者って何だ。埴輪なら知ってるよ埴輪なら‼
本丸って船?何とか丸ってつくのって大抵船の名前だよね?馬鹿デカイ船で生活してんの?
あ「……用はその本丸の審神者とやらと刀剣男士とやらの観察・監視をし、場合によっては貴方がたに連絡する、という事ですね」
役人女「その通りです」
心の中でツッコミを取り敢えずいれさっさと話を終わらせ任務へと取り掛かりたかった私は、取り敢えず掻い摘んで重点を押さえた。
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ミコ(プロフ) - ♂reon♀さん» 本当に何でしょうね?笑笑 当時の自身が如何に語彙力諸々無かったかよく分かりますね。爆笑ものですな (2018年7月4日 13時) (レス) id: 58e7a2fac9 (このIDを非表示/違反報告)
♂reon♀(プロフ) - この世のものとは到底思えないほどの美貌と力ってなんだよwwwwww草wwwwwwwwwwwwwww (2018年7月2日 16時) (レス) id: d13ee7ed1c (このIDを非表示/違反報告)
ミコ(プロフ) - レイガ さん» (見てますよ、漫画全巻揃えてアニメも見ました) (2017年8月29日 13時) (レス) id: d4f16a7607 (このIDを非表示/違反報告)
ミコ(プロフ) - からさん» ありがとうございますっ、頑張りますね^_^ (2017年8月29日 13時) (レス) id: d4f16a7607 (このIDを非表示/違反報告)
レイガ - とてもいいです。(もしかして「裏僕」見てます?) (2017年8月28日 19時) (レス) id: 031079d19f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミコ | 作成日時:2017年6月17日 15時