BLUE ページ4
突然出て行ったすばる
日が出てる時間に外に出て行ったことなんかなかったやん
俺以外に見せる初めて
何をそんなに俺ら以外に必死になってんの
同じようにキャップとサングラスとマスクをしてヒナくんの家に行く
ベランダから覗いても人の気配はない
すばる、俺ら以上に大事なもんって何？
パッと通った屋敷の敷地内にもみ合いになる背の高いやつとサングラスとマスクをした小柄な男
すばる
地面に落ちたキャップ
ただれていくすばるの肌
押し飛ばされたすばるを助けようとすると後ろからついてきてた亮がお前はあっち！と言ってすばるを穴の開いた2階の壁から室内に入れる
棒立ちでどんどん肌がただれていくたっちょんを羽交い締めにして抵抗するのも無視して2階に入れる
サングラスとマスクと髪で隠されてなかったすばるの綺麗なおでこがぼろぼろになってる
呻きながら転がるたっちょんに近づいて声をかけている
そんなにそいつが大事なん？
亮が持ってきた水ですばるがたっちょんの肌を冷やす
すっかり日が暮れて、古い蛍光灯で青白く照らされた赤い肌
忠「ほっといて」
すばるを跳ね飛ばして部屋を出て行く
跳ね飛ばされた○○は呆然として立ち上がろうとしない
綺麗な瞳から流れる涙
すばるが誰かに対して泣くとこなんか初めて見た
なんで俺じゃないんやろう
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コーヒー豆雛子(プロフ) - ぴーちさん» ありがとうございます！このオチにつなげるために幸せな話書いてたので嬉しいです！ (2017年5月25日 22時) (
レス) id: ba30615289 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - うああああ！！切なすぎます…胸が苦しいです。最初の方が幸せな感じだったからか、なおさら来るものがT_T やっぱり文を書くの上手ですよね。次回作もさっそく読もうと思います。 (2017年5月25日 6時) (レス) id: 70f4b4b62f (このIDを非表示/違反報告)
コーヒー豆雛子(プロフ) - マコロイドさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！ (2017年5月24日 20時) (レス) id: ba30615289 (このIDを非表示/違反報告)
マコロイド(プロフ) - どうなるか楽しみにしながら読んでいましたが報われない思いが多すぎて涙目になりながら終盤は読んでいました。やっぱりコーヒー豆さんの書く話が好きだと改めて感じました。これからも他の作品の更新楽しみにしてます (2017年5月24日 14時) (レス) id: b53cbbebf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コーヒー豆雛子
| 作成日時：2017年5月15日 21時
