. ページ38
マックが他の全員に事情を説明するからと封筒と写真を持ってリビングに俺とジャッキー以外を招集した
ガムが焼いた思ったよりもふわふわしてて美味しそうなパンを頬張るジャッキー
Jo「おいしい？」
Ja「ん」
大きくうなずくジャッキー
意外とパン焼く才能がガムにはあるのかもしらん、パン屋さんなれるかな
いや、でもガムの夢は道場の再建やな
道場しながら横にパン屋さん建てれるかもしらん
エースも喧嘩強いしそこで雇って貰えばええわ、意外と子供と仲良くなれそうやし
Jo「俺にもひとくちちょうだい」
Ja「ん」
口を開けると大きめにちぎってくれて口の中に押し込んでくれる
ほんのり甘くてやっぱり美味しい
俺はレストランでも開こうか
今度は詐欺になんか遭わへん
でも、誰も元通りには戻られへん
あの写真の人がどれだけの極悪人であろうとそれぞれの家族と人生があったんやから
Jo「ジャッキーには2回も助けてもらったな、施設でも、借金したときも」
でも河本さんは俺に借金させたやつと同じことしてたんや
Jo「人って難しいな」
パンを食べ終えたジャッキーが手を合わせる
Ja「ごちそうさま」
今のジャッキーにはなんの罪もない
でもほんまにこの仕事を辞めてやり直すなんてできるんかな
Jo「人って変われると思う？」
大きなたれ目で見られると吸い込まれそうになる
Ja「わからへん」
Jo「そりゃわからんか」
膝の上に寝転がってきたジャッキーの鼻をつまむとブンブン顔を振られるから手を離す
そのちょっと怒った顔が可愛い
Ja「もう！」
Jo「ごめんごめん」
唇のとこに指を当てるとそのまま咥えられて吸われる
Jo「それ落ち着く？」
俺の手を持って咥えたまま小さくうなずく
Jo「たしかに唇になんか触れてると落ち着くよな、お母さんのおっぱい吸ってる気分になるんかな？」
でもジャッキーは生まれてすぐ捨てられたからお母さんのおっぱい吸ったことないよな
Jo「なんで神様ってこんなにいじわるなんやろう」
なんでジャッキーにこんな運命を背負わせたん？
なんで俺らがこんな目に遭わなあかんの
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 77人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マコロイド(プロフ) - 大変でしたね。私も一度スマホを洗濯したことあります。気長待ってますので早くどうにかなることを願ってます。 (2017年10月12日 13時) (
レス) id: b53cbbebf0 (このIDを非表示/違反報告)
M M(プロフ) - 続きです。すみません。更新楽しみにして待っていますので、無理なさいませんように。 (2017年10月12日 11時) (レス) id: 7f92a7d215 (このIDを非表示/違反報告)
M M(プロフ) - あら〜 それは大変ですね (2017年10月12日 11時) (レス) id: 7f92a7d215 (このIDを非表示/違反報告)
pine(プロフ) - 一次創作ではないですよね？フラグ外してください (2017年9月12日 23時) (レス) id: 3bc5a1844b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：コーヒー豆雛子
| 作成日時：2017年9月12日 19時
