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「悠仁！って、恵…？」
「まあじでビビった、こんな暗い中いきなり肩掴むなよ！」
「それは謝ったろ。」
帳は内から出ることは出来るが、外から侵入することはできないはずだ。
何のに、どうして恵はここにいる？疑問はあったがそれを聞く時間はない。
スマホを取り出すと、圏外ではなくなっていた。
「悠仁、みんなの様子見てきてくれる？恵は救急車呼んで欲しい。」
「救急車？」
「翔大くんが、やられた。」
「は？」
「お願い、一刻を争うの。」
私の表情を見て察してくれたのか、彼らは急いで行動に移ってくれる。
恵はいったん外に出て救急車の到着を待ってくれるらしい。
「大丈夫か。」
「…大丈夫、まだ頑張れる。だからお願い、侑たちのところへ行って。」
無理やりにでも笑顔を貼り付けて、悠仁の背を押して寝室の方へ押す。
私は翔大くんの元へ戻り、出来る限りの応急処置をする。
神様お願い、どうか彼を助けてと両手を組んで私はひたすらに願い続ける。
しばらくすると家の中にばたばたと救急隊員が入って来て翔大くんは運ばれていった。
それから気が抜けて、床にぺたりと座り込んでしまう。
「A！」
「悟くん、」
「恵から連絡貰った、来るの遅くなってごめん。」
救急隊員と入れ替わるようにして入ってきた悟くん。
ただ首を横に振ることにしかできない私を軽々と抱き上げソファに移す。
「あ、ちょっと！」
「森本！！」
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shinox2(プロフ) - 更新ありがとうございます！！ (2021年10月6日 0時) (
レス) @page31 id: 947326f28f (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - すいません誤字ってしまいました...これからも頑張ってください！ (2021年8月14日 14時) (レス) id: a20e372e06 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - 前回の作品から来ました！めっちゃ続き楽しみです！これからも頑張ってくださ！！応援してます (2021年8月14日 14時) (レス) id: a20e372e06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：巫女@桜 | 作成日時：2021年8月13日 0時
