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「翔大くん、4人のことお願い。」
「了解っす。」
「行こう悠仁、これは時間勝負だ。」
感情躁式・集
これは一度に大勢の人物に使える術式だけど、その分効力も分散される。
そう長い時間は持たないだろう。
「ねえ、等級は分かる？」
「三級です。」
「10分でいこう。」
ぱん、と一度ハイタッチしてから私たちは外へ出る。人が騒いでいるような気配はない。
あれだけデカい呪霊だから屋上からやれば早いだろう。
いま初めてここが20階でよかったと思ったよ。
非常階段からいっきに駆け上がり、屋上へ出ればそいつはいた。
何をするわけでもなく、ただただ上を見て同じ言葉を繰り返しているだけ。
『あシたのゴはんハー？』
「…何か、おかしくない？」
「うん。」
悠仁の問いかけに、頷いた。
通常帳を下ろすことができるのは一定の呪力を持つ人のみ。
一般人がさっと唱えてできるようなものじゃない。
そして現在、この場所で帳を降ろせたり降ろせる可能性があるのは私を含めて3人だけ。
この等級の呪霊に出来るとは到底思えない。
となると、そう言った知識を持った第三者が敷地内にいるということになる。
さらに、帳を降ろすこと何か目的を持っているはずだ。
一体、誰がこんなこと？
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shinox2(プロフ) - 更新ありがとうございます！！ (2021年10月6日 0時) (
レス) @page31 id: 947326f28f (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - すいません誤字ってしまいました...これからも頑張ってください！ (2021年8月14日 14時) (レス) id: a20e372e06 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - 前回の作品から来ました！めっちゃ続き楽しみです！これからも頑張ってくださ！！応援してます (2021年8月14日 14時) (レス) id: a20e372e06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：巫女@桜 | 作成日時：2021年8月13日 0時
