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「この間はうちに後輩がご迷惑を掛けたみたいで、ごめんなさい！」
「ああ、もしかして女バレの人ですか。」
「キャプテンの真柴です。北から全部話は聞きました。」
「…治くん、ちょっと仕事任せてええかな。」
「俺もおる。何されるか分からんやろ。」
「ええから。」
私は仕事を治くんに任せて女バレの人に声を掛け少し離れた場所へ移動した。
「本当にごめんなさい。謝って済むことやないって分かってるけど、謝らせてください。」
頭を下げる真柴さん。この人は何も悪くないのに謝ってることが納得できなくて、すぐ顔を上げてもらう。
「もうええですから。」
「でも」
「貴方が謝るようなことしたわけやないでしょ？せやからもうええです。」
「…女バレは、男バレと違ってそない強くないんです。2試合までいけたらいい方で。せやから全国何て夢のまた夢で。一度でええから全国に行ってみたいって、そう漏らしたらそれを一年生が聞いていたみたいで。それで狐崎さんのところに行ったんです。」
「そうですか。」
正直、私に頼みに来たところでどうにかなる話ではないと思う。
バレーから離れていた期間もあるし、そもそももうバレーが出来ないというのに。
「真柴さんはいつからバレーやってはるんですか。」
「中学の部活です。部活見学で初めてバレーを見たときに、これだけ楽しいスポーツがあるんやって感動して。」
何だ、思っていたよりもずっとバレーが大好きじゃないか。
中学でもやっていたからなんとなく高校でも続けるか、って感じじゃなくて純粋にバレーが好きなことが良く伝わる。
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山さん - 俺だったら夢主ちゃんみたいに優しく出来ないなぁ……ええ子や……絶対俺だったら暴言言っとる…… (2021年10月10日 22時) (
レス) @page22 id: a9954d5378 (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ - 真柴白さん» 待ってます (2021年8月8日 20時) (レス) id: 15b517afd7 (このIDを非表示/違反報告)
真柴白 - 何回も涙が溢れて来る作品ですね･･･。イジメに関しては、自分も学生時代あったから分かるし、自分の周りに男子が居ると女子からの視線・やっかみ・悪口･陰口とか、色々な事されて来たので作品を読んで号泣でした。更新待ってます!!! (2021年8月7日 4時) (レス) id: 2566c936e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：巫女@桜 | 作成日時：2021年7月30日 19時
