バブ ページ15
真一郎さんは単車を持ってきていた。
私は初めてバイクの後ろに乗るので緊張していると
真「そんな緊張すんなよ笑 俺にしがみついてれば落ちないから」
そう言われたので私は腕をお兄さんの腰に回した。
真「しっかり捕まっててね」
バブーーーー
真「……なあAちゃんはさ、万次郎のこと好き?」
『…ちょっ!え?!なに言ってるんですか?!』と顔を真っ赤にして答えた。
真「あれぇ〜?図星〜?」ニヤニヤ
『…なんか好きとかまだそうゆうのわからないし、これが恋愛感情なのか、ただ普通に友達として好きなのか、よくわからないんですよね。』
ふーんとお兄さんは頷く。
『まあでも、ここだけの話。実は前から憧れてるんです。万次郎のこと。初めて見たあの日から。』
そこから私はこんな事があった。あんな事があったと、お兄さんに話した。
真「ほうほうほーう…それで惚れたってわけか〜ふーんふーんいいね、青春!」
『は、はい?!だからそれとこれとは別だと思いますけど!!』ポカポカッ
何言ってるか分からないお兄さんの背中を叩いた。
真「ごめんって笑 今聞いた話は万次郎には内緒にしといてやるから許して笑」
『信用ならないけど、言わないでくださいね』
真「ほら!ついたよ!」
『あ!ありがとうございます!というか、今日はほんとに助けて頂いて、手当までしてもらっちゃって、ありがとうございました!』
真「はいよー!またいつでも遊びに来てね!道場の隣だし!」
『いけたらいきますね!それではまた!』
手を振り、私は家に入った。
真「……いい子みつけたなあ万次郎。俺も10年若けりゃ惚れてたなーなんて」
〜〜〜〜〜〜
『はぁぁぁぁ、今日はなんか長い1日だった…まあ楽しかったからいっか。でも明日ちょっと行きたくない…ムニャァ』
そのまま私は眠りについた。
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作者名:みこ | 作成日時:2021年9月11日 14時