拾伍 ページ15
夏目side
｢夏目ぇー！！！知っているか！！！！｣
4時間目が終わり、西村が話しかけてきた。
｢どうしたんだ？｣
｢1組に転校生が来たんだってよ！！しかも女子〜！｣
｢そうなの｢よし！見に行くぞ夏目！！｣っておいっ！引っ張るなよ！！｣
転校生に興味津々の西村に手を引かれ、1組の前まで来てしまった。
転校生か…そういや、田沼も多岐も転校生だった
な。
転校初日は、こんな、多くの人や妖、レイコさんについても関わるとは思いもしなかっただろうな。
今の生活がすごく心地がいい。
そんなこと思い出し、1組を見渡した。
｢おい！夏目っ！あの子だよあの子…！窓側の！｣
指を指しても人が重なって分からない。
｢どれだ…？？｣
その時、田沼が話しかけてきた。
｢どうしたんだ？夏目たち？｣
｢田沼！！｣
｢転校生を見に来たんだよぉ！！田沼！！｣
｢隣の席だから、良かったら呼ぼうか…？？｣
｢本当か！！お願いだぁ〜！！｣
｢悪いな、田沼。｣ ｢全然いいさ｣
西村は田沼に頼み、その転校生を呼びに行った。
田沼が窓側の席の子に話しかけて、こちらに連れてきてくれた。
｢連れてきたぞ。｣
田沼が横にずれ、西村や俺と目があった。
目があったとき、その子は驚き、持っていた教科書類を落とした。
田沼が話しかけても、ポカーンと口を開けて、驚いたまんまだった。
｢おいっ！夏目…！知り合いなのか…！？抜け駆けしやがってぇ…！！！｣
｢え？いや、知らない｣
｢え？？そうなのか？？｣ ｢あぁ…｣
いや、もしかしたら忘れてるかもしれないが、転校を繰り返しているため、どうも思い出せない。
でもその子のだす独特の雰囲気は、少しだけ見覚えがあった気がする。
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あまね(プロフ) - 四年越しでも愛してます (10月4日 19時) (
レス) @page27 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ネギトロ81194 - あぁ、、好き、私が一番求めていた感じの作品だ、、、！ドストライク！！続き待ってます！頑張って下さい！ (2019年12月3日 20時) (レス) id: 8e841cc71d (このIDを非表示/違反報告)
きなぽ - これからどのように絡んでいくのか、楽しみです(^-^) (2019年11月19日 20時) (レス) id: c02891666d (このIDを非表示/違反報告)
桜愛 - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2019年11月17日 3時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
幸人 - これは良作 (2019年10月7日 15時) (レス) id: fa5f2782df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏都 | 作成日時：2019年9月2日 3時
