検索窓
今日:54 hit、昨日:45 hit、合計:40,436 hit

江戸川4 ページ44

店内に入ると、梓さんがいらっしゃいませー!と声をかける。

1名様ですか?と。

ふと零君をみると頬杖をついてスマホをいじってた。
…かっこいいな。


「はい、1人です」

変声期によって違う声。

「ではこちらに…
「あの!」

梓さんが席に案内してくれそうになったが、あのお兄さんに相席してもいいですか?と思い切って聞いてみる。

「で、でも彼は待ち人がいらっしゃいますので…
「すぐ帰りますから」

と言うと、怪しまれたのか梓さんはそれ以上聞いてこなかった。そりゃ怪しいよね、ごめん梓さん…


「こちらいいですか?」
零くんの元に行って言うと、え、えぇまぁ。と触ってたスマホをポケットにしまった。

「お兄さん、イケメンですね」
「…いやいや、ありがとうございます」
「待ち人ってもしかして恋人さんですか?」
「ええ、そうですよ」

間があったけどまだ怪しまれてはないはず。


私は梓さんにコーヒーを頼んだ。


「どうぞ」

コーヒーが届き、そっとコーヒーに手をかける。


「お兄さん、私と今度またお茶してくれません?」
「…」
「私お兄さんに一目惚れしちゃって」

「…いつまで続けるんだ」

…は?え?

「な.なんのことです?」
「まず歩き方。その次に椅子への腰掛け方。そして最後にコーヒーカップへの手の掛け方。全部癖が抜けてないけど?A」

「な、なんでわかったの!?」
声が大きくてパッと口を押さえる。梓さんには聞こえてなかった、よかった。
「さっき言っただろう」

「…探偵みたいだね」
「探偵なんだよ」

すると、コナン君と阿笠博士が戻って来た。
「あ、お姉さんここに居たんだー」
「探したんじゃぞい」

コナン君と阿笠博士を見て首を振ると
安室さんには敵わないか…って肩を落とした。

約束→←江戸川3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (35 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
128人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

はー - ずっと気になってたのですが、工藤由希子ではなく、工藤有希子ですよ?別作品も字が違って気になってました。すみません。 (5月5日 15時) (レス) @page43 id: 2d5b6ee402 (このIDを非表示/違反報告)
リュウ - 質問です!安室さんはなんで夢主ちゃんの好きな人は誰か悩んでいるんですか?確か夢主ちゃんは1のときに車で告白しちゃいましたよね? (2月4日 21時) (レス) @page4 id: 6792b0e39f (このIDを非表示/違反報告)
つくね(プロフ) - 飛鳥さん» わ〜!!感謝感激でございますー。゚(゚´ω`゚)゚。!楽しみだなんて、嬉しい限りです!ありがとうございます! (6月25日 12時) (レス) id: ba622fddf3 (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥 - この作品 とっても気に入りました‼ 毎日楽しみにしています❕ (6月25日 12時) (レス) @page25 id: 819c42dd5d (このIDを非表示/違反報告)
つくね(プロフ) - Lalaさん» コメントとても嬉しいです…!励みになります〜!!私自身ももう書きたいことがありすぎて…ぽんぽん書いて行きたいと思ってます…。ありがとうございます(*゚∀゚*) (6月24日 23時) (レス) id: ba622fddf3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:つくね | 作成日時:2023年6月22日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。