ポアロで会いましょう【安室透】2

さようなら5 ページ25

「今日もこないね。Aさん」
「うーんどうしちゃったんだろう」

ポアロで話してるの蘭と園子。

「安室さん、なんか酷いこと言ったんじゃないですかー？！」
と梓さん
「いやいや、そんなこと言いませんよ」



カランカラン



「蘭姉ちゃん！」
「がきんちょ！！？」

「コナン君！どしたの？博士のとこに行くんじゃなかったの？」

「えへへ〜僕もオレンジジュース飲みたくなっちゃった」

「そうなの？良いよ、じゃあ梓さん、オレンジジュース1つ」
「はーい！」







コナンside



安室さんの様子が1週間前からおかしい。
いつもヘマしない安室さんが食器割ったり料理焦がしたりお客様の注文を間違えたり。
なんなんだ…

と思ってる時にAさんと出会い、あの目の腫れ様…

何かあると思い蘭がいるポアロに行くと園子もいた。



オレンジジュースを頼んで待ってると…


ガシャーン


「わあ！安室さん…っ！？」

「す、すみません」

「今日何回目ですか〜？！」


奥が何やら騒がしいのでのぞいてみた。

ら、俺の頼んだオレンジジュースを盛大にこぼしてグラスも割った安室さん。
しかも今日何回目って…何回もしたのかよ。


「疲れてます？今日上がってもいいですよ？」

「平気です、大丈夫ですよ」
と割れた破片を拾う。


「…ねえねえ安室さん、最近Aお姉さんとどうなの？」
「…？いつも通りだけど…？」

「へぇ〜。おかしいな〜。さっきAお姉さんにばったり会ったんだけど目がすっごく腫れてたんだ。あれってたくさん泣いたってことだよね？」
と蘭に視線をやる。

「う、嘘？Aさんいたの？どこに？」

「さっきそこで見かけたよ」

「で、でも泣いてたって？」
と園子。
「最近見かけないけどやっぱ何かあったんだ…私、ちょっと見てくる！園子、待ってて！…って、あ、安室さん！？」

蘭が行こうと立ち上がったときにはもう安室さんが店を飛び出していた。


「…やっぱ安室さんと何かあったのかな…」

さ、さぁ…？と梓さんと園子。


「話ができるといいね」


がんばれよ、安室さん。

さようなら6→←さようなら4

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す