ポアロで会いましょう【安室透】2

ミルフィーユ2 ページ12

「で？で？もうぶっちゅ〜ってしちゃったんですか？」
そ、園子ちゃん…

「ちょっと園子！」

『あ、あははは…』


そうだよね…昨日私あの安室さんと
キス、したんだ…。


「ち、ちょっとAさん真っ赤だけど」
「う、うっそもうぶっちゅ〜って「園子！！！」

女子高生、楽しいなあ…。
若返った気分。



楽しい時間はあっという間に過ぎて、
家に帰宅した私。

安室さん…。
あっさり言っちゃうんだもん、びっくりした…









安室side







着信には 「Vermouth(ベルモット)」

「…えぇ、今から向かいますよ」


今日は組織の潜入としてバーボンで行動する。





ジン、ウォッカ、ベルモット、キール、キャンティ、コルンが居る場所へ向かう。











「…よぉ、遅かったじゃねーか」

「これでも飛ばしてきたんですが…」


この冷血なジンを目の前にすると、Aさんには僕の本当の姿を言えないな…

「兄貴、ノックはこいつですぜ」
「キャンティ、コルン、今すぐこいつらを始末してこい」

「わかったよ」
「ノック、嫌い、殺す」



「バーボンとベルモットはここへ向かえ」


「わかったわ」
「わかりました」





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組織の潜入が終わり、家に帰る。
自分から火薬の匂いがする。

…こんなの、Aさんに言えないな…

いつかは言わないといけない日がくるのだろうか。

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