心を逮捕されました。2【降谷零】 (ページ40)

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番外編〜安室さんに彼女！？③〜ページ40

「こんにちは」

カランカラン、とドアベルを鳴らして入ってきたのは可愛いらしい髪の長い女の子と金髪のボブの女の子。

「蘭さん園子さん、こんにちは。いらっしゃいませ」

「今日は空いてますね」
店内を見渡す2人。

「この子たちも常連さん？」
透に聞くと、そうだよ。って。

「え、安室さん、知り合い？」
「超美人〜！！」

「僕の恋人ですよ」

またも、米花町に2人の声が響き渡ったのは以下同文。

「あ、あの安室さんに！？」
「こんな美人の恋人が居たなんて〜！！！」

ちなみに毛利蘭さん、鈴木園子さんって言って近くの高校に通う2年生らしい。

さすが女子高生、テンションが高い。

「工藤Aです。」
「へぇ〜、旦那と同じ苗字なんじゃん！」
と金髪の女の子。

「旦那…？」
「あぁ、この子の彼氏も工藤って言うんです。工藤新一くん。」
「そうなの。奇遇ね！」

でも…、と言ってAは僕をみる。

「？」
「いつかは、透の苗字になるもんね」

とウインクするA

「わー！！」
「やばい〜！！！」

って女子高生のテンションはMAX

「も〜ラブラブじゃないですか‥って、安室さん…」

梓さんが僕の顔を見て言った。

「あの安室さんが…照れてるなんて」

キョロキョロして、安室さん目当てのJKがいなくてよかった〜と胸を撫で下ろした梓さんであった。