心を逮捕されました。2【降谷零】 (ページ39)

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番外編〜安室さんに彼女！？②〜ページ39

梓さんと団欒していると、可愛い子供たちがカフェに入ってきた。

「よぉ！安室の兄ちゃん！」
「あー安室さんだー！」
「こんにちは！」
「安室さん、その人は？」

「僕の恋人さ」

またも、米花町に子供たちの声が響き渡ったのは言うまでも無い。

子供たちは、元太くん、歩美ちゃん、光彦くん、そしてコナンくんって言うらしい。
あと哀ちゃんって子もいるけど、今日は博士のメカ作りを手伝ってるらしい。すごい子だな。

「あ、あの安室さんに恋人！？！」
「かっこいいもんね！」
「美人さんですー！」
「お前ら、今日はこれから博士んち行くんだろ？」

メガネの子が言うと、皆そうでした！早く行かなきゃ！とバタバタと店を出る。

「あ、お前ら勢いよく出たらあぶねーぞ」
というメガネのコナン君。

すると勢いよくこちらに来るトラック。

危ないな…なんて思ってると、元太君がその場でこけて道路に転がったバッジを取りに飛び出した。

「？！」
「元太くん！！」
「元太！！」

皆間に合わない…

降谷side

カウンターを飛び越えようとした

瞬間。

目の前を颯爽と走る1人の女性

元太くんを抱えてバッジを拾い、受け身を取って向こう側の歩道に着地した。

「元太！！」
「A！」
「Aさん！！」

トラックは急ブレーキ。

向こう側の歩道でAは元太くんを抱きかかえ、ピースした。

「す、すげー…」
コナン君は唖然。

胸を撫で下ろした。

「さすが、僕の恋人…だろ？」

「…はは、だね」

元太くんはAにお礼を言い、皆博士の家に向かった。