心を逮捕されました。2【降谷零】 (ページ38)

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番外編〜安室さんに彼女！？〜ページ38

零はカフェでバイトもしてるそうで。そのカフェに一度来なよって呼んでくれたから、カフェに行くことにした。

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降谷side

「なんか今日騒がしくありません？」

そういう梓さんは、一緒にポアロで働く看板娘。

うーん確かに。

バタバタ人が行き交ってる。

気になってポアロの外に出てみると

ちょうどAが男を背負い投げしていた。

番外編〜あの安室さんに彼女！？〜

「あ！れ…じゃなかった、透〜！」

その男からバッグを奪い取り、床にねじ伏せているAがこちらに手を振っていた。

「へっ！？とっ透…！？」

梓さんは僕とAを交互に見ている。

僕は目が点。

すぐに駆けつけて何してるんだと尋ねると、ちょうどここに来る途中ひったくりを目撃したらしい。
しばらくしてパトカーが来て、男は連行されていった。

「へへ、ごめん遅くなっちゃって」

「全く、もし男が刃物でも持ってたらどうしてたんだ」

「大丈夫、その時は助けてくれるでしょ？」

「あのなぁ…」

と会話してる僕たちに梓さんが気まずそうに入る。

「あ、あのー…」

「あぁ梓さん。こちら僕の恋人のAです」

その日、米花町に梓さんの声が響き渡ったのは言うまでも無い。

梓side

「先程は失礼しました。工藤Aです。安室透さんとお付き合いさせてもらってます」

会釈する人は安室さんの恋人というAさん。
安室さんの恋人って言うから、もっとこう…女性らしい方かと思った…。

「こう見えて刑事なんです、彼女」
と横から安室さん。

通りでさっき捕まえれるはずだ…。

こう見えてってどう言うことよー！？！ってあの安室さんに白い目で訴える。
つ、強い…

「何か困ったことがあればすぐ駆けつけるので、何でも言ってくださいね」

そう言うAさんは、かっこいい女性。安室さんの彼女。