心を逮捕されました。【降谷零】 (ページ6)

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「話を聞いてくれ。」

そう言う青い目の男。

「…わかりました。一度離して」

言う通り離してくれた。

「…私は警視庁捜査一課強行犯三係の刑事。工藤Aです」

「ほぉ、刑事さんでしたか。通りで手応えがあるわけですね」
男の顔色が少し変わった。

「これ以上私に手をあげるようなら公務執行妨害で逮捕するわよ！！」

「悪いが…僕も公安警察なものでね。」

っ、何ですって！？

「警察庁警備局警備企画課警部の降谷零です」

「警察…庁…っ」

なんでそんな上の人間がこんなところに！？

「目が覚めたらここに居たのは本当です。

あと僕が降谷零だと言う名前はあまり口外していませんので内密に。

でも今君の家に不法侵入という形で見られているなら、状況は不利だと思って本名を伝えています」

「…わかった、信じます…」