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私たちは一度コンビニに道路側にすぐ発進できるよう車を停め、犯人が来るのを待つ

「そうたまたまここには来ないか…」

「移動しますか?」

と僕が言った瞬間


「来た…」

黒のヴェルファイアの5563。

すぐさま車を出しながら中村に電話するAさん。
「中村!見つけたよ、追跡する。応援頼む。場所は____」

"了解しました、向かいます"



電話を切り追跡する。
「まだ向こうは私達に気付いてないですね」

「ですね…うまく中村さんと挟み撃ちで合流できたら良いですが…」



信号に差し掛かったところ、黄色信号に変わった。

犯人の乗る車はそのまま直進、私たちはギリギリ赤になるかならないかで直進。





すると、突然路地裏に入った車。
「…気付かれたかな」


私たちも路地裏に入る。



すると、犯人はスピードを加速し、狭い道を駆け抜ける。ゴミ箱や、飲食店の店外用椅子など構わず進む。

「…このままじゃ怪我人が出かねないっ」

Aさんは路地裏を一度出て、先回りした。


「この路地裏はかなり狭いので、この大通りに出てくるはずです。」そう言って左折した。

左折したところで、犯人の逃走車両と出会した。


「来た…!」
アクセルを全開に踏む。タイヤがぎゅるぎゅると鳴りながら勢いよく発進する。

逃走車両も同じく勢い良く発進していく。


するとそこで、後ろから中村と警部が乗るパトカーも合流した。

道路は4車線。中村の乗るパトカーと並んだ。

風の抵抗を受けながら中村に大声で話す。
「きっとあの車、このまま北上するよ!」
「ですね!Aさん無茶しないでくださいよ!」

「大丈夫、降谷さんがついてる!」

僕は中村さんと目が合うと、頷いた。



「私たちは裏道から向かう!中村はそのまま追跡頼む!」


そう言って中村さんと別れた。

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作者名:つくね | 作成日時:2023年6月18日 6時

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