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降谷side
小柄なAさんを抱きしめると、自分にすっぽりおさまった。
こんな小さな子が、両親を目の前で亡くして…
自らの手で取り押さえる為警察官になって…
この子は強い。
すると自分の背中にするっと回る細く小さな腕。
静かな、暖かい時間が過ぎた____
ハッとした。
自分は何をしているんだろう。
Aさんの肩を掴んで離した。
大きな目を見開いてるAさん。
「っ、すみません…!」
Aさんの顔は真っ赤で。
美人で、
気が強くて、
頭も切れる。
そのくせ、ふわっと笑う顔が可愛いらしい。
困ってる人には手を差し伸べて
不安な時は僕にだけ弱みを見せて…
この時、僕は彼女に恋をしたのかもしれない。
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作者名:つくね | 作成日時:2023年6月18日 6時