検索窓
今日:10 hit、昨日:114 hit、合計:72,471 hit

28. ページ29

その夜




________









Aside



「ただいまー…」
ガチャ








降谷さんはいつものように食事を作って待っていてくれた。


私に気づくとふ、と笑って
「おかえりなさい」

と言った。






でもなんだか、切なげな、寂しそうな降谷さん。


「…?探索中何かありました?」



「…えぇ、まあ…」

「手がかりですか!?」
食い気味に聞く



「…落ち着いて聞いてくださいAさん。実は…

左足に薔薇のタトゥーを入れた男を見つけました」




「…う、嘘…」
「でも…、」

「でも?」



降谷さんは眉間に皺を寄せて言いづらそうにして。


「その男、あのラーメン屋の店長だったんですよ」


「ま、まっさか〜?!あのラーメン屋は私が子供の頃から通ってますし、そんなわけ…」
真剣な降谷さんに事実なんだと突き付けられる。
「そ、そんな…」


「これはちゃんと証拠を突き止めないといけませんが…11年前ですから、証拠を今でも持ってる方がおかしいです」

「…はい」



そんな、なんで店長が…?
昔から家族ぐるみで仲良くしてくれてた、あの店長が…?


信じられない…。

29.→←27.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
152人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:つくね | 作成日時:2023年6月18日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。