検索窓
今日:13 hit、昨日:114 hit、合計:72,474 hit

23. ページ24

「じゃ、失礼します…」

降谷さんは私の横に入ってきた。




ま、待って、


思ったより近い…。

どうしよう…




「そんな緊張しないで下さい」

「…バレてます?」

「もちろん」

ふふ、と笑う降谷さんは話を続けた。


「大丈夫です、何もしませんので」


そう言う降谷さんに

心臓がチク、となった。




「そんなに私って魅力ないですか?」

「…?」

や、やば…
思ってもないこと言ってる…
「、や、…何でもない…です。おやすみなさい」

降谷さんに背を向けた。





そう言ってすぐ、私の視界は降谷さん、とその向こうに天井。



「…ふる、やさん…?」

「言いましたよね。僕、男ですよって」


…今、降谷さんが私の上にきてる。
馬乗りの状態…





ドクン、

ドクン、



全身が熱い。

逃げらんない。




「…っ、そう…ですけど…」

「魅力がないわけないじゃないですか。どれほど我慢してるか…」

「…へ?」




「…おやすみなさい」

そう言って降谷さんは私に背を向けて寝た。

24.→←22.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
152人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:つくね | 作成日時:2023年6月18日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。