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23. ページ24
「じゃ、失礼します…」
降谷さんは私の横に入ってきた。
ま、待って、
思ったより近い…。
どうしよう…
「そんな緊張しないで下さい」
「…バレてます?」
「もちろん」
ふふ、と笑う降谷さんは話を続けた。
「大丈夫です、何もしませんので」
そう言う降谷さんに
心臓がチク、となった。
「そんなに私って魅力ないですか?」
「…?」
や、やば…
思ってもないこと言ってる…
「、や、…何でもない…です。おやすみなさい」
降谷さんに背を向けた。
そう言ってすぐ、私の視界は降谷さん、とその向こうに天井。
「…ふる、やさん…?」
「言いましたよね。僕、男ですよって」
…今、降谷さんが私の上にきてる。
馬乗りの状態…
ドクン、
ドクン、
全身が熱い。
逃げらんない。
「…っ、そう…ですけど…」
「魅力がないわけないじゃないですか。どれほど我慢してるか…」
「…へ?」
「…おやすみなさい」
そう言って降谷さんは私に背を向けて寝た。
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作者名:つくね | 作成日時:2023年6月18日 6時