居酒屋1 ページ27
21時。
店長にあがりますと言って店を出た。
明日は休みだ。
しかも土曜日。休日に休みなんていつぶりだろう。
1人で飲みにでも行こうかな。
そう思い徒歩圏内の居酒屋に向かった。
居酒屋までは徒歩5分。
家を出て歩いていると、ちょうど道路を挟んだ向こう側のスタジオらしきところからもっくんらしき人が出てきた。
あ。あれ全身黒のコーデ、帽子深くかぶってるけどきっともっくんだ。
ふともっくんはこちらに視線を向けた。
あ、手振った方が…いい?
なんか出待ちみたいだけど手を振ってみた。
もっくんは手を振り返してくれたんだけど、よくよくじーっとこちらを見てはっとなり、スマホを取り出した。
するとすぐに着信があり、表示はもちろん大森元貴。
『も、もしもし…?』
大森「やーっぱりAちゃんじゃん。どうしたの?こんな夜に。1人?」
『そうです。今から飲みに行こうかなって』
大森「1人で?」
『あはは笑、そう、ひとりで』
大森「こんな夜に女の子1人危ないよ〜笑」
『大丈夫です大丈夫です、こんな男勝りな女連れて帰られませんから』
大森「ねえ、それ俺一緒に行ってもいい?」
『え!?い、いいですけど…居酒屋ですよ?もっくん飲まないのに…』
大森「とりあえずそっち渡るわ」
どうやらマネージャーに話をしてるみたい。
マネージャーは車に乗って発進して行ってしまった。
車通りを確認してこちらに来るもっくん。
『大丈夫でしたか…?』
大森「全然。今終わったし、夜ひとりってさみしいじゃん」
『ん、まぁ、たしかに…です』
210人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
つくね(プロフ) - じゅいりさん» ありがとうございます泣!なんて嬉しいお言葉でしょう…、私もこのコメントを励みに更新頑張りますね\( *´•ω•`*)/ (1月26日 14時) (レス) id: ba622fddf3 (このIDを非表示/違反報告)
じゅいり(プロフ) - こんな早く次見たい!と思う作品なかなか出会えなくて嬉しいです更新楽しみに毎日頑張れそうです🥺 (1月13日 23時) (レス) @page50 id: 9aec68dccd (このIDを非表示/違反報告)
つくね(プロフ) - シオリさん» はじめまして、コメントありがとうございます。前からだなんて嬉しいです泣。自分のペースで更新していきますね\( *´•ω•`*)/ありがとうございます(*'▽'*) (1月13日 23時) (レス) id: ba622fddf3 (このIDを非表示/違反報告)
シオリ - はじめまして!前からずっと楽しみに読ませて貰ってます更新自分のペースで頑張ってくださいね (1月13日 22時) (レス) @page49 id: f94849e715 (このIDを非表示/違反報告)
つくね(プロフ) - あきなさん» 嬉しいコメントありがとうございます泣!!キュンキュンだなんて!1番気にしながら書いてるところなので、そう言っていただけて嬉しいです(〃ω〃)これからもキュンキュンするような小説を書いていきますね(о´∀`о) (1月12日 23時) (レス) id: ba622fddf3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:つくね | 作成日時:2024年1月10日 11時