ツンデレな彼は歌の王子様【大森元貴】

お食事２ ページ19

仕事に明け暮れ、待ちに待った木曜日。
そんな今日も仕事だ。


でもかなり早い時間から入ってるから上がりは早め。
16時には上がれそう。



もう時刻は14時。休憩だ。
いつも晩ご飯遅めに食べてるけど今日はそうはいかないからお昼ご飯は少なめにしておこう。


そう思って小さなおにぎりを少しぱくり。

しばらくして涼ちゃんからラインが来た。



涼架今日18時前に迎えに行くよ〜!
と。


迎えに来てくれるんだ。
優しいなぁ。

とともに緊張してきた。



大丈夫かな…。

ありがとうございますとだけ返信し、仕事に戻った。







その後も難なく仕事をこなし、上がりの時間。


『お疲れ様でしたー！』

店長「お疲れ様〜。なんだか今日急いでるね。なんか用事？」
『はい、大事な用がありまして…！』

店長「あ、もしかして彼氏？」

『違いますよ〜、お友達です』


そう言ってぺこりと頭を下げ店を出た。



少し小走りで家に帰る。
家までは自転車で5分ほど。


帰宅するなりシャワーを浴びて、メイクをし直し、着替える。


濃くなりすぎないよういつもよりかなり薄めのメイクで。

そうこうしているうちに時刻は17時半。
あっという間だ。

18時前ってくらいだからもうそろそろかな。

…てかどこに居ればいいんだろう！？！
そんなことを思ってると一件の着信が鳴った。

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