ツンデレな彼は歌の王子様【大森元貴】

約束３ ページ17

店長「Aちゃんお疲れ！休憩いっていいよ」

『はーい、休憩いただきます』



休憩に向かい自分で握ったおにぎりをかじりながらスマホを開くと、今度は若井さんから連絡が来ていた。


若井昨日はありがとう。今日も仕事?


わ〜3人から来るなんて。私有名になっちゃった？


こちらこそ楽しかったです。仕事です、今休憩中です…っと。
返信完了。



返信するとすぐ既読になり、すぐに返事が来た。


若井がんばれ〜!



と言う文字とともに可愛い旗を振るスタンプ。

私もそれに対し、ミセスのスタンプを本人に送信。
なんだか変な感じ。



みんな律儀だなぁ。…というか昨日のお礼は私からしなきゃだったよね？
あちゃ〜、皆さんからしてもらっちゃった。





そんなことを思いながらインスタを開いてるとまたもや通知が。バナーに出てくる"涼架"という文字。


"涼架
今度の木曜日の晩空いてる？"


え！？え！？木曜日？なんのお誘いだろう…




でもとりあえず返信しなくちゃ。

空いてますよと返信。


またもやすぐに既読になり、すぐに返信が来た。



"じゃその日皆でビュッフェ決定でいい？"

ほ、ほんとに行くんだ…？！
やっば〜私やっっば〜！！

okです、とまたミセスのスタンプを送る。



涼架笑。買ってくれてんだね笑。ありがとう、じゃあまた木曜日に

と手をヒラヒラさせた絵文字とともに返ってきた。



うわぁ〜どうしよう！木曜日！！
少しおしゃれしていきたいなぁ。

まさかコンビニで出会うだけだった仲なのにこんな急激に仲良くなれるなんて。

木曜日までワクワクだ。

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