僕の恋人は、"芸能界きっての天然美女" 【降谷零】③ (ページ22)

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コナンside

光「元太くん！早く行きますよー！」
元「待ってくれよ！」
歩「早く早く！今日はAさんが出るTGC(東京ｶﾞｰﾙｽﾞｺﾚｸｼｮﾝ)なんだから！」

コ「おいおめーら、Aさんはシークレットゲストなんだから会場でAさんの名前言うんじゃねーぞ」

全「はぁーい」

哀「全く…なんで私まで」
博「まぁまぁ哀くん、せっかくの機会なんじゃから…」

そう言って俺たちは博士のビートルに乗り込む。

待ちに待ったTGC。

俺たちは博士と灰原、光彦元太歩美と会場へ向かう。

哀「あら、何見てるの？」
コ「今日のキッドの予告だよ」

灰原に聞かれたのは俺がスマホであるニュースを見ていたからで…
灰原に画面を見せる。
そこには園子の伯父の鈴木次郎吉がアナウンサーとキッドの予告状について話していた。

"鈴木次郎吉さんにコメントを頂こうと思っております。"
"うむ、計画通り、この宝石、シャンパン・ツァーリを最高額での購入に成功したこと、そして今回のイベントにて披露できることを嬉しく思うとる。
さらにじゃ！セキリュティはバッチリじゃ。セキュリティ強化要員を設けとる。その者の名は、毛利小五郎じゃ"

コ「い！？ここでおっちゃんの名前を出すのかよ…」
哀「今ならもれなくキッドキラーがついてくるからじゃないの？頑張ってね」

歩「2人で何見てるのー？…あ！園子お姉さんのおじさまだ！」
光「本当ですね！すごいです！」
元「なんだ？俺にも見せろよー！」
博「危ない、これ元太くん座って…」

"この宝石をこのアリーナという大人数の中披露するのはわしの夢じゃ！そしてわしには叶わぬ夢はない！アッアッアッアッ！！！"
"っ！？"
スタジオに刺さるトランプカード。

"こ、これはまさか…"
"キッドカード…！？"

コ「！？まさか」
光「何かあったみたいですね…」

一気に画面の中のカメラワークがぐらついて天井がうつる。

"現場は騒然となりましたが死傷者はおらず…"

コ「…急ごう！博士！！」
博「あぁ！」