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Aside
「…そろそろ、行きますか」
コーヒーを一口飲んだ安室さん。
「はい…って、恋人同士なのに敬語っておかしいですよね」
「あー…それもそうですね。
…じゃあA、行こうか」
そう言って私の手を取った。
な、何でこんなスマートにできるの…。
「私はなんて呼べばいいの?」
きっと赤く熱ってる顔。
見られたくなくて繋いでない手で口元を隠す。
「好きに呼べばいいさ」
え〜…どうしよう…
「と、透…くん?」
「うん?」
手を絡めて繋いだまま私の声に反応してこちらを向く透くん。
「う、わー…」
私より身長の高い透くんは私を見下ろす形。
「な、何さ?」
「どうしよう。かっこよすぎる」
ふとこちらを見た透くんが、かっこよすぎて声に出ちゃった。
「…っ、」
透くんはバッとそっぽ向いて口元を拳で隠した。
…耳赤いよ、透くん。
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つくね(プロフ) - Lalaさん» ありがとうございます(;o;)いつもコメントありがとうございます(;o;)!更新できる時は一気にします!がんばります〜⭐︎! (6月27日 15時) (レス) id: ba622fddf3 (このIDを非表示/違反報告)
Lala(プロフ) - 掛け持ち作品も大好きでみてますが、こちらも既に大好きな作品になりました!更新するのが大変な時もあると思いますが、バシバシ更新お待ちしてます♡ (6月27日 15時) (レス) @page10 id: a10f094dfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つくね | 作成日時:2023年6月26日 21時