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安室side
Aさんがコンビニに入ると車からフラッシュが見えた。
…やっぱり記者は付けてるんだな。
Aさんがコンビニから出て、家の方に歩き始めるとフラッシュを焚いた黒い車は去って行った。
…これは想像以上に大変だな。
あのインタビューの件が落ち着かない限り、こんな感じか。
僕も車を出した。
そして歩いてるAさんの横に車をつける。
すぐに気づいて車に乗り込んだ。
「ありがとうございます。安室さん、記者がいること知ってたんですか!?」
「いや、何となくです。今のAさんは特に記者が周りをうろついてると思いましたので」
「…すみません」
「なんで謝るんです?これがAさんの普段の生活でしょう」
「そう、なんですけど…って、安室さんスーツなんですね?」
「今の今まで探偵の仕事がありましたから」
「遅くまで大変なんですね」
「それより、元気そうで安心しましたよ」
そう言うと、安室さんこそ。と笑顔を見せるAさん。
「それはそうと…安室さん、どこに向かってます?」
「最近開園した公園に行こうかなと…東京湾越しにレインボーブリッジが見えたり綺麗なんです」
「あ!そこって1度お仕事で行きました。昼間ですけど、夜行きたいなぁと思ってたんです」
…よかった、夜景はまだ見てなくて。
とホッとした。
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つくね(プロフ) - Lalaさん» ありがとうございます(;o;)いつもコメントありがとうございます(;o;)!更新できる時は一気にします!がんばります〜⭐︎! (6月27日 15時) (レス) id: ba622fddf3 (このIDを非表示/違反報告)
Lala(プロフ) - 掛け持ち作品も大好きでみてますが、こちらも既に大好きな作品になりました!更新するのが大変な時もあると思いますが、バシバシ更新お待ちしてます♡ (6月27日 15時) (レス) @page10 id: a10f094dfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つくね | 作成日時:2023年6月26日 21時