僕の恋人は、"芸能界きっての天然美女" 【降谷零】

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Aside


初めて見る安室さんの探偵以外の顔。
可愛いエプロンにお客様に微笑みかける笑顔。
これぞ、ギャップ…？


すると、隣に座ってきた女子高生が
「今日安室さんいるー！」
「ラッキー！かっこい〜！」
「アムピ〜！」

なんて言ってた。
…安室さんこのカフェで大人気なんだ…
たしかにこんなイケメン店員さん、通いたくもなるわ。
おまけに接客もピカイチ。

「何する？」
「そりゃハムサンドでしょ〜！」
「安室さんが考えたんだよね！」

…へぇ。ハムサンドって安室さんの考えたメニューなんだ。料理もできるのかな？そりゃモテるわ。


なんて盗み聞きしながら考えてると、
ハムサンドが届いた。

「どうぞ、ハムサンドと…こちらコーヒーです」
「わあ美味しそう！！いただきますっ」

1口食べてびっくり。
レタスはしゃきしゃきだし、マヨネーズには少し味噌が入ってるのかな？コクがある！
「安室さん、これめちゃくちゃ美味しいです！」
「本当ですか？それはよかった。…他のお客様のところにも行ってきますので、ごゆっくり」
「はい！」



1時間くらい経過したか、お客様がだいぶ引いた。
Aさんは深く帽子をかぶっていて
他のお客様にはバレなかったようだ。

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