僕の恋人は、"芸能界きっての天然美女" 【降谷零】

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「で、でも事務所にそのまま居た方がマネージャーも居るし安全だったんじゃ…！？」

「でもさーぁ、おじさん。そのファンが誰かわかってたらもう捕まってるはずだよね。
ストーカー被害って、最長72時間の身柄拘束を受けたうえで、勾留が決定すればさらに20日間の身柄拘束を受けるはずだから…でも差出人も宛名も書いてなかったんじゃない？ってことは、直接誰かが彼女のポストに投函した…それしか考えらんないよ。
だから怖くて逃げ出したんだよね？」
咄嗟に見た封筒に差出人も宛名もなかったのを確認した。


Aさんと蘭さんは唖然としてコナン君を見る。

「…って、新一兄ちゃんが言ってたんだ〜！あはははは」

「ま、またコナン君新一に相談のってたの〜！？」

「あ、あははは…」

「え、えぇ…ボウヤの言う通りです…」

「恐らくAさんの後を尾けてAさんの家なりマネージャーの家なり把握したんでしょう」




Aside

す、すごい…たまたま会った人が探偵さんで、しかもそれがあの有名な眠りの小五郎のお弟子さんだったなんて。

安室さんも小五郎さんも凄いけど…この少年も…

「じゃあAさん、脅迫状には今夜と書いてありますので我々Aさんの家に泊まらせていただいてもよろしいでしょうか？」

小五郎さんが言った。

「はい…構いません…」





こうして俺たちは、女優の新垣Aさんの家に泊まらせてもらうことになった。

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