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どこにいるの ページ49
朝
鳥の鳴く声で目が覚める。
昨日、初めて零さんとキスした…。
朝起きて、どんな顔で会えばいいかドキドキする。
寝室のドアを開けたら、おはようって言ってくれるのかな。ちょっと照れてるかな?
そんなことを考えて、ドアを開ける。
でも零さんはいなかった。
…まさか、ね。
カフェにもう行っちゃったのかな。
冷や汗がでる。
走ってカフェに行く。
カフェには、マスターがもう来ていた。
『っはぁ、はぁ、…マスター、…はぁ』
「あれ?零さんは?」
耳を疑った。
『じ、冗談よね、マスター』
「いや、まだきてないけど…一緒じゃないのかい?」
私は目の前が真っ白になった。
初めてキスした次の日、
零さんはいなくなった。
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作者名:つくね | 作成日時:2023年6月4日 20時