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告白2 ページ43
『あ、あの時のこと本当だったの?』
「まさか嘘だとでも?
ま、ちゃんとはっきり言わなかった僕も悪かったよ」
…うわ、
なんか、
こんなに素敵な人にこんなこと言ってもらえるなんて。
私はどれほど幸せ者なんだろう。
まだ片付けていないハムサンドが入っていたお皿。
それを見つめていた視界が涙でぼやける。
『零さん…っ、私も零さんのこと、す…
す…す、好き…です…』
零さんはふっ、と笑って
知ってる。
って言った。
なんでそんなかっこいいんだろう。
「じゃあ、零さんっていうその"さん"辞めてくれないか?」
『そっ、そんないきなりそんな!!』
「ははは、慣れてくれ
A。」
と私の頭をわしゃわしゃわしゃとする零さん。
もう、幸せで、胸がいっぱいで、
顔も熱くて…顔が上げらんないや。
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作者名:つくね | 作成日時:2023年6月4日 20時