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妹5 ページ40
私も不安になり、零さんに確認の視線を送る。
零さんはニコっと微笑んで
「そうです。お付き合いさせてもらってます」
と言った。
…改めて言われると凄く照れる。
「そーなの?お姉ちゃん」
って妹は聞くもんだから、そう。彼氏なのと答えた。
「へー、じゃあ隠れる必要ないじゃん?」
た、たしかに…
助けて零さん!とぎこちない首をぐぎぎぎ、と2度目の視線で訴える。
「あぁ、それはまだ同棲し始めて間もないので妹さんに心配かけたくなかったから、まだ黙っていようって話になったんです。でも、こんな出会い方するならちゃんとお伝えすべきでしたね。失礼しました」
パ、パーフェクトだよ零さん…
「ふぅん、そ。でも金髪だし色黒だし…見た目めちゃくちゃチャラそうだけど、お姉ちゃん大丈夫なの?この人。なんの仕事してんの?」
『私のカフェで一緒に働いてるの』
「え?てことは無職だったの!?」
あ〜…私が話すと墓穴掘る…
『いや、そ、それは…』
「探偵をしています」
零さんが間に入って言ってくれた。
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作者名:つくね | 作成日時:2023年6月4日 20時