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強盗犯1 ページ28

すると…


カランカラン




『あ!私行ってくるね!』



僕が頼むよ、と言い

Aさんはドアベルの鳴る方へ向かう。





『いらっしゃいま…っ!?』





?なんだ、何かあったか?






心配になり店の方へ出てみる。


「…っ!?」

するとそこには黒ずくめの服装で深く帽子をかぶり、マスクをして刃物を持っている男がAさんを人質に捉え立っていた。


それに今はマスターが休憩で出ている。







「…」

僕は男を睨みつける



「っ、早くレジの金を全てよこせ!さもないとこいつを今ここで殺してやる!!!」



手を震わせAさんの首に刃物を突きつけている男。




『れ、零さん…っ』




今にも泣き出しそうなAさん。

「っ、その手を離せ」






「う、うるさい!お前…両手を上げてレジへ行け!」


…。今はいうことを聞いた方が良い。






僕は言われた通り両手を上げてレジへ向かう。






「金を出せ。」

レジに着いた僕に男は命令する。





仕方なくレジから全てのお金を出す。





「よし、じゃあお前から向かって右の一番出口に近いテーブルにその金を置け」

僕は手を上げたまま、お金を持ち移動する。


その間、犯人とは睨み合いだ。
緊張が解けない。



そして僕は言われた通り金を置いた。




「じゃあお前は元のレジの場所へ戻れ。」

僕はおとなしく戻った。






そして男はAさんを人質に捉えたまま、金を取りカバンへしまった。



「へ、へへ…楽勝だぜ」




男が目線を外した瞬間、僕はレジから金を取る際一緒に手に取っていた消しゴムをドアベルへめがけて投げた。




カランカラン……




静かな店内に響き渡るベルの音







「っちぃ、誰だ!?!…あん?誰もいな…い!?




男がドアに視線を向けた時、僕は男の元へ走った。






そして男からAさんを奪い返した。




「怪我は?!」

『ううん、平気…』

そういうAさんの声は震えていた。





「警察を呼んでくれるか」

『わ、わかった…!!』





「こ、の…クソっ、殺してやる!」


男は僕に切り掛かってきた。



『っ!逃げて零さん!!』





僕は男が切り掛かってきたのをうまく交わし、刃物を持つ手を咄嗟に掴み腕を捻じ曲げた。

「痛っ…がぁぁあ!!」



男はもう身動きが取れない。
刃物も床へ落とした。





そこへサイレンが鳴った。

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設定タグ:名探偵コナン , 安室透 , 降谷零   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:つくね | 作成日時:2023年6月4日 20時

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