安室さんがトリップしてきました。 (ページ21)

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お買い物3 ページ21

私は安室さんと2人でショッピングモールに入る。

金髪なのと色黒なのと、身長が高いせいか歩いててとても目立つ安室さん。

すごい、歩いてる人みんな振り向いてる…

「ね、さっきの人モデルさんかな？」

「顔ちっさいよね！超イケメン〜！」

「あの兄さんイケてんな。」

「スタイル良いよね」

なんて声が聞こえてくる。

う、横…歩きにく…。

私はあえて安室さんの1歩後ろを歩くことにした。

すぐに安室さんは気づいて、

「ん？足痛い？」
って歩幅を合わせて聞いてくる。

そりゃモテるわ。
そりゃ振り向くわよ。

『ううん、大丈夫』って返事をして
2人でメンズのファッションの店に入る。

店員さんがすぐに話しかけてきて、
「お兄さんならなんでも似合いますね」

なんて言ってる。

あ、これなんてどうですか？

って店員さん、何着も何着も持ってくる。
この人、実はモデルでもなんでもない探偵ですよ…！！

試着してみるね。って試着室に入る安室さん。

そして試着室のカーテンが開く。

「どう？」

やっばい。カッコ良すぎる。

選んだのは黒のシャツ。

と、チノパン。

てか何着ても似合うよね

『似合ってるよ！！』

店員さんも後に続いて言う

「ね！お兄さんスタイル良いもの。彼女さんも似合うっておっしゃってますし、こちらいかがです？」

『あ、いや彼女では…「じゃあこれ買います」

ひ、否定してよ〜…

それから何店舗か回って、安室さんの服を3セット6着くらい買った。

「ごめんね、僕の買い物ばかり付き合わせてしまって。あとお金も」

『いいんです！』

推しに貢ぐってこんな感覚なのかな。