はじめての ページ40
そして日曜日が来た。
俺はこの日をどれだけ楽しみにしてきたか。
「お〜いキュヒョナ！
どうしたの？
楽屋でゲーム以外でなに検索してんの？」
ノートパソコンを開けてると背後からの声はシウォ二ヒョンだった。
「あ・・どっか美味いもの食べに行けるとこないかな・・って見てて」
「あれ？ここって確か・・・
田舎町で有名な・・
去年友人と立ち寄ったよ(笑)
すごく静かなところで海もあって、ちょっといい？」
そう言ってパソコンに手を伸ばしたヒョンは画面をスクロールしてカチャカチャとクリック・・・
「此処！此処！
この店、友人がお薦めの店だってお昼ご飯に入ったんだよ。
海沿いの小さな食堂でハラボジとハルモニお２人でしてらした。
特別手の込んだ料理って訳では無いんだけど、家庭料理の温かさが感じられてどの料理もほんと美味しかったな(笑)」
「そう・・ですか」
「うん(笑)
キュヒョナも行ってみると良いよ」
「そうですね」
「楽しんで来て。デート」
「誰もそんなこと言ってないでしょ！」
「え？そうじゃなかった？
嬉しそうにパソコン見てたからてっきり・・
あっ・・じゃ、俺はこれから中国に飛ぶから(笑)」
「行ってらっしゃいヒョン」
「うん、行って来ます(笑)」
俺・・
嬉しそうにしてた？
まあでも、シウォ二ヒョンが良いって言うなら間違いはないだろう。
行ってみようかな・・
Aとのはじめてのデート。
俺は色々とプランを考えた・・
お互い仕事が終わって夜中に出発。
疲れた体に愛しい恋人に逢えば、その容姿・笑顔に癒されて疲れもぶっ飛ぶってもんだ。
しかし、だからと言って睡眠は必要だ・・
目的地には夜明け前に到着の予定。
車中で眠るのも考えたけど、俺は海が見渡せるホテルを取った。
初めてのデートでいきなりホテルで・・ってどうかと思った・・
Aにも変に思われる？
まあ・・100％健全な気持ち？って言えば嘘になる・・
そりゃあ恋人と2人っきりでホテルなんだし。
でも、素直に少し睡眠取ってから街に遊びに行きたいと思ったんだ。
たっぷり丸１日ある俺たちの時間・・
どんな思い出が作られるんだろうか。
「おいキュヒョナ！
みんな用意できたから行くぞ！
マネヒョンが急げって」
「分かりました」
ヒョクヒョンの声にパソコンを閉じてリュックを肩に掛け楽屋を後にした。
さあ！もうひと頑張りすればAに逢える！
そう思えば足取りは軽かった。
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向日葵(プロフ) - みいこさん» 更新☆楽しみ〜！！ドキドキしたいでーす（笑） (2016年6月25日 17時) (
レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
みいこ(プロフ) - 向日葵さん» あはっ(*^_^*)ギュのお話し始めちゃいました！ヒョクパパのお話と同時進行で頑張りま〜す！！ (2016年6月25日 17時) (レス) id: 6cd0931ff1 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 気付いたら新作！！みいこさんと言えばヒョクちゃんだったけど、ギュの話もドキドキしながら読ませてもらいます♪ (2016年6月25日 16時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
みいこ(プロフ) - nanaさん» nanaさん！コメントありがとうございますm( _ _ )m ヒョクちゃんとキュヒョナの両方のお話を楽しんでもらえるように妄想膨らませますね！！ (2016年6月21日 16時) (レス) id: 6cd0931ff1 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - みいこさん、いつも見させていただいています。ヒョクチェのお話もキュヒョンのお話も更新されるのを楽しみにしています。 (2016年6月21日 8時) (レス) id: 2a8306c6c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みいこ | 作成日時：2016年6月20日 8時
