可愛い俺のヌナ ページ24
俺は今、Aさんからkissされてる・・
“好き・・大好き・・”
Aさんの口から出た文字。
自分で言うより言われる方が照れ臭くて感動的で・・泣きそう。
そのkissはチュッと触れてすぐ離れた。
そして、俺に抱きついて顔は見せてくれない・・(笑)
「Aさん、俺・・泣きそう・・」
「え・・」
(笑)・・さっと上げた顔は慌てていて。
本当に涙がそこまで来てたのに、余りにもその顔が可愛くて引っ込んだ。
「愛しい人に大好きって言ってもらえて嬉しすぎる(笑)」
「うん・・私も同じ・・」
「Aヌナ？」
「ヌナ？」
「だってヌナでしょ？
あ・・Aがいい？」
「どっちも・・恥ずかしいね(笑)」
「そう？もう俺の彼女だし、Aさんとは呼ばない(笑)
ん・・ヌナだけどAって呼びたい。いいよね？
それとタメ口でもいい？」
「はい(笑)」
「はは(笑)
そこはAもタメ口でしょ？
でさ、俺の事キュヒョンさんってその“さん”外してね。
なんかこそばいよ・・(笑)」
「じゃあ・・キュヒョナ？」
「うん(笑)」
可愛い・・(笑)
あ・・今更だけど俺たちいつまで抱き合ってる？
・・・・
周りを確認するけど、誰もいない
いつでもkissできる、すぐそこにある唇にチュッとして。
名残惜しいけど抱きしめてた両手を離してAの手を握った。
「Aはこれから仕事なの？」
「うん・・明日の仕込みが残ってるから。
ねえ、キュヒョナは？どこか行く予定だった？」
「いや、俺もそろそろ事務所に帰る。
A、送るよ」
「え？あ・・大丈夫？一緒に歩いてて・・」
「大丈夫大丈夫！
ほら、こうやって被れば案外バレないの(笑)
さ、行こう」
心配するAにぐっと帽子のツバを下に下げて。
Aと手を繋いで公園を抜け、俺たちが出会った横断歩道を渡った。
「ありがとう、店の裏が家なの。
今日はいい日だったよ(笑)
ミュージカル観に行けたし、キュヒョナとも・・(笑)」
「俺もすっごくいい日(笑)
そうだ、今ペンと紙持ってたりする？」
「うん、あるけど？」
「ちょっといい？」
Aは手帳とペンをバッグから出して俺に渡した。
俺は手帳の後ろページからめくって、真っ白のスペースに電話番号とアドレスを書き込んだ。
「はい、いつでもいいから俺にも教えて？」
「うん(笑)」
「じゃあ、仕事頑張って」
「キュヒョナもね(笑)」
お互いバイバイと手を振った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 264人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
向日葵(プロフ) - みいこさん» 更新☆楽しみ〜！！ドキドキしたいでーす（笑） (2016年6月25日 17時) (
レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
みいこ(プロフ) - 向日葵さん» あはっ(*^_^*)ギュのお話し始めちゃいました！ヒョクパパのお話と同時進行で頑張りま〜す！！ (2016年6月25日 17時) (レス) id: 6cd0931ff1 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 気付いたら新作！！みいこさんと言えばヒョクちゃんだったけど、ギュの話もドキドキしながら読ませてもらいます♪ (2016年6月25日 16時) (レス) id: 595a038cb0 (このIDを非表示/違反報告)
みいこ(プロフ) - nanaさん» nanaさん！コメントありがとうございますm( _ _ )m ヒョクちゃんとキュヒョナの両方のお話を楽しんでもらえるように妄想膨らませますね！！ (2016年6月21日 16時) (レス) id: 6cd0931ff1 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - みいこさん、いつも見させていただいています。ヒョクチェのお話もキュヒョンのお話も更新されるのを楽しみにしています。 (2016年6月21日 8時) (レス) id: 2a8306c6c9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みいこ | 作成日時：2016年6月20日 8時
